{{category 開発情報}} !!!【NS Basic/Palm】モーダルフォームの使い方 *NS Basicでのモーダルフォームの使い方を説明します。 !!概要 NS Basicはフォームのプロパティにモーダルフォームか否かの設定があるにもかかわらず、ツールとしてはユーザが作成したモーダルフォームを呼び出す命令が用意されていません。 一応、MsgBoxやAlert、PopupDateなど機能を限定された組み込みのモーダルフォームはありますが、やはりユーザが自由に定義したモーダルフォームを使いたくなるのが人情です。 ここではその使い方を説明します。 !!モーダルフォームの作成 予め、モーダルフォームとして使用するフォームを作成して置いてください。 フォームのプロパティで“Modal Form”を“True”にしたフォームを用意するだけでOKです。 !!モーダルフォームの呼び出し モーダルフォームを呼び出すには、SystrapSub命令でAPIをコールする必要があります。 呼び出すAPIはNo.412(FrmPopupForm)です。 実際には以下のようなコードでコールします Dim formID as Short formID=1005 SystrapSub 412,1,formID 変数formIDには、呼び出すフォームオブジェクトのID番号を代入します。 SystrapSub命令で使用しますので、型はShort型です。 また呼び出されたモーダルフォームを閉じる場合は、モーダルフォーム側でNextForm命令を使用して、呼び出し元のフォームを呼び出してください。 !!モーダルフォームに属性アイコンを表示する。 Alert命令で、フォームの属性を指定する事が出来ますが、自分で作成したモーダルフォームでも、同じようにフォームの属性を指定する事が出来ます。 モーダルフォームのAfterコード内に、必要に応じて以下の命令を一行書いてください。 インフォメーションの場合 DrawBitmap 10004,4,22 確認の場合 DrawBitmap 10005,4,22 「警告」の場合 DrawBitmap 10006,4,22 「エラー」の場合 DrawBitmap 10007,4,22 !!注意点 NS Basicの標準機能ではなく、あくまでもOSのAPIにて実現している機能ですので、何らかの不具合が発生しても、NS Basicの手に負えない場合があります。 また、今後のOSのバージョンアップ等で仕様が変更される可能性も(まず無いとは思いますが)否定できません。 この機能を使用する場合、必ずその事を念頭におきましょう。 !!コメント このページの情報に関する誤りや追加情報がありましたら、コメントをお願いします。 {{comment}}