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{{div_begin style="margin-bottom:-10px"}}
!!!9 インストーラの作成 （ページ 1）
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{{div_begin "style='position:absolute;right:0px;font-size:70%;margin-right:15px;margin-top:15px;width:250px;'"}}
*（ページ 1）
*{{goto Installer Tasks,インストーラのタスク}}
*{{goto Finding the HotSync Manager Binaries,HotSync マネージャのバイナリの検索}}
*{{goto Files to Install,インストールするファイル}}
*{{goto Using the Conduit Manager API,コンジット マネージャ API の使用}}
**{{goto Registering a Conduit Conventionally,通常通りの方法でのコンジットの登録}}
**{{goto Registering a Conduit by Folder,フォルダでのコンジットの登録}}
**{{goto Unregistering a Conduit,コンジットの登録解除}}
**{{goto Resolving Conduit Conflicts,コンジット衝突の解決}}
**{{goto Accessing Registered Conduit Information,登録されたコンジット情報へのアクセス}}
**{{goto Accessing Developer-defined Conduit Configuration Entries,開発者-定義コンジット コンフィグレーション エントリへのアクセス}}
**{{goto Retrieving Folder-registered Conduit Information,フォルダ-登録コンジット情報の取得}}
**{{goto Registering and Unregistering a Backup Conduit,バックアップ コンジットの登録と登録解除}}
**{{goto Configuring the COM Ports,COM ポートのコンフィグレーション}}
**{{goto Using Conduit Manager's Utility Functions,コンジット マネージャのユーティリティ関数の使用}}
**{{goto Summary of Conduit Manager Functions,コンジット マネージャ関数の要約}}
*{{goto Using the Install Aide API,インストール援助機能 API の使用}}
**{{goto How Install Aide Works,インストール援助機能の機能}}
**{{goto Queuing a Database to Install in Primary Storage,データベースを主記憶装置にインストールするためにキューに追加する}}
**{{goto Queuing a File to Install in Primary Storage via HotSync Exchange,ファイルを HotSync 交換を経由して主記憶装置にインストールするためにキューに追加する}}
**{{goto Queuing a File to Install on an Expansion Card,ファイルを拡張カードにインストールするためにキューに追加する}}
**{{goto Retrieving HotSync User Information,HotSync ユーザ情報の取得}}
**{{goto Accessing Registered Install Conduit Information,登録されたインストール コンジット情報へのアクセス}}
**{{goto Using Install Aide's Utility Functions,インストール援助機能のユーティリティ関数の使用}}
**{{goto Summary of Install Aide Functions,インストール援助機能関数の要約}}
*{{goto Using the User Data API,ユーザ データ API の使用}}
**{{goto Adding and Deleting HotSync Users,HotSync ユーザの追加と削除}}
**{{goto Finding and Setting the Directory of a HotSync User,HotSync ユーザのディレクトリの検索と設定}}
**{{goto Accessing Information about a HotSync User,HotSync ユーザについての情報へのアクセス}}
**{{goto Accessing the Synchronization Preferences of a HotSync User,HotSync ユーザの同期設定へのアクセス}}
**{{goto Retrieving the Expansion Slot Information of a HotSync User,HotSync ユーザの拡張スロット情報の取得}}
**{{goto Modifying the Install Conduit Flags of a HotSync User,HotSync ユーザのインストール コンジット フラグの変更}}
**{{goto Accessing Developer-defined Entries in the User Data Store,ユーザ データ保存場所の中の開発者-定義エントリへのアクセス}}
**{{goto Using User Data API Utility Functions,ユーザ データ API ユーティリティ関数の使用}}
**{{goto Summary of User Data API Functions,ユーザ データ API 関数の要約}}
*（ページ 2）
*{{goto Using the HotSync Manager API,HotSync マネージャ API の使用|C/C++ Sync Suite Companion601/9-2}}
**{{goto Summary of HotSync Manager API Functions,HotSync マネージャ API 関数の要約|C/C++ Sync Suite Companion601/9-2}}
*{{goto Using the Notifier Install Manager API,通知機能インストール マネージャ API の使用|C/C++ Sync Suite Companion601/9-2}}
**{{goto Registering and Unregistering a Notifier,通知機能の登録と登録解除|C/C++ Sync Suite Companion601/9-2}}
**{{goto Accessing Registered Notifier Information,登録された通知機能情報へのアクセス|C/C++ Sync Suite Companion601/9-2}}
**{{goto Summary of Notifier Install Manager Functions,通知機能インストール マネージャ関数の要約|C/C++ Sync Suite Companion601/9-2}}
*{{goto Using the Install Conduit Manager API,インストール コンジット マネージャ API の使用|C/C++ Sync Suite Companion601/9-2}}
**{{goto Registering an Install Conduit,インストール コンジットの登録|C/C++ Sync Suite Companion601/9-2}}
**{{goto Unregistering an Install Conduit,インストール コンジットの登録解除|C/C++ Sync Suite Companion601/9-2}}
**{{goto Accessing Information about All Registered Install Conduits,登録されているすべてのインストール コンジットについての情報へのアクセス|C/C++ Sync Suite Companion601/9-2}}
**{{goto Accessing Developer-defined Install Conduit Configuration Entries,開発者-定義インストール コンジット コンフィグレーション エントリへのアクセス|C/C++ Sync Suite Companion601/9-2}}
**{{goto Summary of Install Conduit Manager Functions,インストール コンジット マネージャ関数の要約|C/C++ Sync Suite Companion601/9-2}}
*{{goto Uninstalling Your Conduit,コンジットのアンインストール|C/C++ Sync Suite Companion601/9-2}}
*{{goto Testing Your Installer,インストーラのテスト|C/C++ Sync Suite Companion601/9-2}}
*{{goto Installation Troubleshooting Tips,インストール トラブルシューティング Tips|C/C++ Sync Suite Companion601/9-2}}
*{{goto Sample Installer,サンプル インストーラ|C/C++ Sync Suite Companion601/9-2}}
{{div_end}}

{{div_begin "style='position:relative;padding:0px;padding-right:5px;padding-left:10px;margin-right:250px;margin-top:20px;width:auto;border-right-style:dotted;border-right-width:2px;border-right-color:silver;'"}}
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!!{{anchor Installer Tasks}}インストーラのタスク {{goto top,^TOP^}}

あなたのインストーラはコンジットとともにハンドヘルド アプリケーション、ハンドヘルド データベース、デスクトップ アプリケーションをインストールする必要があるかもしれません。したがって、ユーザにとって最良なのは一度にこれらをすべてインストールする単一のインストーラを作成することです。ハンドヘルド データベースのために、あなたのインストーラは、複数の HotSync ユーザがいる場合はユーザ リストを表示して、次の HotSync 実施でインストールするデータベースを準備すべきです。あなたのインストーラはあなたのコンジットを登録しなければなりません。さもないと HotSync マネージャはそれを実行することができません。最後にインストーラはユーザに HotSync を実行して実際にあなたのアプリケーションとデータベースをハンドヘルドにインストールすることを要求しなければありません。

要約すると、あなたのインストーラは少なくとも以下のタスクを実行して、あなたの製品をエンド ユーザのデスクトップ コンピュータとハンドヘルドに配置しなければなりません:

*あなたのインストール ファイルをすべてエンド ユーザのデスクトップ コンピュータにコピーします。
*あなたの製品がデスクトップ アプリケーションを含む場合、そのアプリケーションをインストールします。
*HotSync マネージャがインストールされているかチェックします。コンジット マネージャ API {{span style='color:blue;font-family:monospace;',CondMgr.dll}} を使用します。いずれのインストーラでも必須です。
*あなたの製品があなたのコンジット ファイルと通知機能 DLL を提供する場合、それらを最終目的地であるディレクトリにコピーします。
*あなたのコンジットを HotSync マネージャに登録します。コンジット マネージャ API {{span style='color:blue;font-family:monospace;',CondMgr.dll}} を使用して、通常通りの登録を行うか、フォルダで登録する場合は {{span style='color:blue;font-family:monospace;',Conduits}} フォルダを検索します。登録はいずれのコンジットでも必須です。
*あなたの通知機能を HotSync マネージャに登録します。通知機能インストール マネージャ API {{span style='color:blue;font-family:monospace;',CondMgr.dll}} を使用します。あなたが通知機能を提供する場合にのみ必須です。
*コンジットの登録後に HotSync マネージャを再起動します。HotSync マネージャ API {{span style='color:blue;font-family:monospace;',HSAPI.dll}} を使用します。HotSync マネージャ バージョンが 6.0 よりも前のものにコンジットを登録する場合にのみ必須です。バージョン 6.0 以降では必要ありません。
*次の HotSync 実施の間にハンドヘルドにインストールするデータベースまたはアプリケーション - または拡張カードにインストールするファイル - をキューに追加します。インストール援助機能 API {{span style='color:blue;font-family:monospace;',InstAide.dll}} を使用します。ハンドヘルドにインストールするいずれのデータベースまたはファイルでも必須です。
*あなたがデスクトップ アプリケーション、コンジット、通知機能を提供する場合はそれらをアンインストールします - これはあなたのコンジットと通知機能の HotSync マネージャへの登録を解除することも含みます。


!!{{anchor Finding the HotSync Manager Binaries}}HotSync マネージャのバイナリの検索 {{goto top,^TOP^}}

インストーラが実行しなければならない最初のタスクの 1 つは、HotSync マネージャの実行形式のファイルとそのサポート DLL がエンド ユーザのコンピュータにインストールされているかどうかを明らかにすることです。これを行うために、あなたのインストーラはコンジット マネージャを呼び出して HotSync マネージャの実行形式ファイルのパスを取得しなければなりません。しかし、あなたのインストーラが使用しなければならないコンジット マネージャ ライブラリ（{{span style='color:blue;font-family:monospace;',CondMgr.dll}}）は HotSync マネージャと同じディレクトリにあります。

この循環的な依存を打破するために、PalmSource は、エンド ユーザのコンピュータにすでにインストールされている {{span style='color:blue;font-family:monospace;',CondMgr.dll}} を検索するという単一の目的のために、あなたがあなたのインストーラの中で {{span style='color:blue;font-family:monospace;',CondMgr.dll}} の一時コピーを再配布することを許可します。あなたがインストールされたコピーを見つけた後は、あなたはあなたの一時コピーをユーザのコンピュータから削除しなければなりません。

それ以外の目的では、PalmSource はCDK の他のバイナリ ファイルのいずれかを再配布することを許可しません。

----
{{span style='color:red;font-weight:bold;',WARNING!}} 常にユーザのコンピュータにすでにインストールされている {{span style='color:blue;font-family:monospace;',CondMgr.dll}} とその他の HotSync マネージャ サポート DLL ファイルを使用してください。インストールされている DLL を他のコピーで置き換えてはいけません。これはインストールされた他のバイナリのバージョンとの非互換を引き起こすかもしれません。ユーザのコンピュータ上で異なる HotSync マネージャ バイナリのバージョンが混在することはデータの喪失を引き起こす可能性があります。
----

以下のステップは、HotSync マネージャがすでにユーザのコンピュータにインストールされているかどうかをどのように明らかにするのかのアウトラインです:

+{{anchor step 1}}{{span style='color:blue;font-family:monospace;',<CDK>\Common\Bin}} フォルダの中で提供されている {{span style='color:blue;font-family:monospace;',CondMgr.dll}} ファイルのコピーをあなたのインストーラにインクルードします。
+{{anchor step 2}}{{span style='color:blue;font-family:monospace;',CondMgr.dll}} をエンド ユーザのコンピュータ上の一時フォルダにコピーします。
+{{anchor step 3}}あなたの {{span style='color:blue;font-family:monospace;',CondMgr.dll}} の一時コピーを使用して、あなたが コンジット マネージャ バージョン 3 以降を使用している場合は {{goto CmGetSystemHotSyncExecPath,CmGetSystemHotSyncExecPath()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} を、あなたが コンジット マネージャ バージョン 2 以前を使用している場合は {{goto CmGetHotSyncExecPath,CmGetHotSyncExecPath()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} を呼び出します。{{br}}これらの関数はどちらかが {{span style='color:blue;font-family:monospace;',pPath}} パラメータ経由で空の文字列を返してくる場合、HotSync マネージャはインストールされていません。PalmSource は、あなたがユーザにハンドヘルドと共に提供される Palm OS Desktop ソフトウェアをインストールするよう促し、それから再度あなたの製品をインストールしようと試みることを推奨します。ステップ {{goto step 6,6}} に飛んでください。{{br}}しかしながら、これらの関数のどちらかが {{span style='color:blue;font-family:monospace;',pPath}} パラメータ経由で空ではない文字列を返してくる場合、HotSync マネージャはすでにインストールされています。このパラメータは HotSync マネージャの実行形式ファイルのフル パスとファイル名を指します。次のステップに進んでください。
+{{anchor step 4}}{{span style='color:blue;font-family:monospace;',CmGetSystemHotSyncExecPath()}} によって返されるパスから {{span style='color:blue;font-family:monospace;',HotSync.exe}} ファイル名を取り去ります。これは、すでにユーザのコンピュータにインストールされている {{span style='color:blue;font-family:monospace;',CondMgr.dll}} と他のサポート DLL ファイルのパスです。
+{{anchor step 5}}ステップ {{goto step 4,4}} で返されたパスの中にあるインストールされた {{span style='color:blue;font-family:monospace;',CondMgr.dll}} ファイルを使用して、コンジット マネージャ API のバージョンを取得するために {{goto CmGetLibVersion,CmGetLibVersion()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} を呼び出します。{{br}}このステップは、あなたがインストール済みの {{span style='color:blue;font-family:monospace;',CondMgr.dll}} ファイルを呼び出すことができ、その API のバージョン番号を取得できることを確認します。あなたのインストーラが後期のバージョンの中でのみ使用可能なコンジット マネージャ関数を必要とする場合、このバージョン番号を使って先に進むべきかどうか、どのように続行すべきかを明らかにします。''C/C++ Sync Suite Reference'' の {{goto Conduit Manager Functions,「コンジット マネージャ関数」|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} の中で、各関数の説明がどのバージョンのコンジット マネージャがその関数を提供するのかを示しています。
+{{anchor step 6}}あなたは、HotSync マネージャがすでにインストールされているかどうかにかかわらず、ユーザのコンピュータからあなたの {{span style='color:blue;font-family:monospace;',CondMgr.dll}} の一時コピー（ステップ {{goto step 2,2}}）を削除しなければなりません。PalmSource は、あなたがあなたの {{span style='color:blue;font-family:monospace;',CondMgr.dll}} の一時コピーをユーザのコンピュータに残すことを許可しません。
+{{anchor step 7}}必要があれば、ステップ {{goto step 4,4}} で見つけたディレクトリの中にあるインストールされた他の HotSync マネージャ サポート DLL を呼び出します。

::NOTE
:::HotSync マネージャ サポート DLL のパスを取得するために、{{goto CmGetCorePath,CmGetCorePath()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} ではなく、{{goto CmGetSystemHotSyncExecPath,CmGetSystemHotSyncExecPath()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} を使用するように注意してください。{{span style='color:blue;font-family:monospace;',CmGetCorePath()}} は HotSync ユーザのフォルダのパスを取得します。このフォルダは、HotSync マネージャ バージョンが 6.0 よりも前であれば HotSync 実行形式ファイルのパスと同じです。しかしながら、6.0 以降では、それらのパスは異なります。

{{goto Table 9.1,表 9.1}} はこの節で説明されたコンジット マネージャ API 関数を要約しています。

{{anchor Table 9.1}}
'''表 9.1 HotSync マネージャとコンジット マネージャの検索'''

,タスク,コンジット マネージャ API 関数
,"HotSync マネージャの実行形式ファイルのパスとファイル名を取得します。{{span style='color:blue;font-family:monospace;',HotSync.exe}} ファイル名を取り去って、すべての HotSync マネージャのバイナリを保持しているフォルダのパスを取得します。","{{goto CmGetSystemHotSyncExecPath,CmGetSystemHotSyncExecPath()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}"
,現在の Windows ユーザのための HotSync ユーザのディレクトリのパスを取得します。各 Windows ユーザは固有のパスを持たなくてはならないため、システム-レベル パスではありません。,"{{goto CmGetCorePath,CmGetCorePath()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}"


!!{{anchor Files to Install}}インストールするファイル {{goto top,^TOP^}}

インストールされた HotSync マネージャを見つけた後、あなたのインストーラは通常以下のファイルをユーザのコンピュータにインストールする必要があります:

*{{span style='color:blue;font-family:monospace;',MyApp.prc, MyAppData.pdb}}。あなたのハンドヘルド アプリケーションとそれとは別にあるかもしれないデータベース。
*{{span style='color:blue;font-family:monospace;',MyCondut.dll}}。あなたの C API-ベース コンジット。
*{{span style='color:blue;font-family:monospace;',MyApp.exe}} とサポート ファイル。あなたのデスクトップ アプリケーション（あなたの製品がそれを含む場合は）。
*PalmSource のコンジット マネージャ ライブラリ {{span style='color:blue;font-family:monospace;',CondMgr.dll}}。{{goto Finding the HotSync Manager Binaries,「HotSync マネージャ バイナリの検索」}} で説明したように、あなたはこのHotSync マネージャ サポート DLL をユーザのコンピュータに一時的にコピーするかもしれません。


!!{{anchor Using the Conduit Manager API}}コンジット マネージャ API の使用 {{goto top,^TOP^}}

この節では、インストーラがコンジット マネージャを使って実行する最も共通なタスクを説明します。

*{{goto Registering a Conduit Conventionally,通常通りの方法でのコンジットの登録}}
*{{goto Registering a Conduit by Folder,フォルダでのコンジットの登録}}
*{{goto Unregistering a Conduit,コンジット登録の解除}}
*{{goto Resolving Conduit Conflicts,コンジット衝突の解決}}
*{{goto Accessing Registered Conduit Information,登録されたコンジット情報へのアクセス}}
*{{goto Accessing Developer-defined Conduit Configuration Entries,開発者-定義コンジット コンフィグレーション エントリへのアクセス}}
*{{goto Retrieving Folder-registered Conduit Information,フォルダ-登録コンジット情報の取得}}
*{{goto Registering and Unregistering a Backup Conduit,バックアップ コンジットの登録と登録解除}}
*{{goto Configuring the COM Ports,COM ポートのコンフィグレーション}}
*{{goto Using Conduit Manager's Utility Functions,コンジット マネージャのユーティリティ関数の使用}}
*{{goto Summary of Conduit Manager Functions,コンジット マネージャ関数の要約}}

HotSync マネージャ バージョン 6.0 以降とコンジット マネージャ バージョン 3 以降は Windows のマルチ-ユーザ バージョンをサポートします。予備知識として、''Introduction to Conduit Development'' の {{goto Support for Multiple Users,「マルチ-ユーザのサポート」|Introduction to Conduit Development601/5}} を参照してください。以下の小節では、ユーザのためのコンジット登録とシステムのためのコンジット登録の違いについて説明します。

::NOTE
:::コンジット マネージャ関数を呼び出してシステム-レベル設定を変更する前に、まず {{goto CmIsCurrentUserAdmin,CmIsCurrentUserAdmin()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} を呼び出して現在の Windows ユーザが管理者権限を持っているかどうかを明らかにします。変更を行うシステム-レベル呼び出しは、ユーザが管理者権限を持っている場合にのみ成功します; さもないと、これらの呼び出しは {{span style='color:blue;font-family:monospace;',ERR_INSUFFICIENT_PRIVILEGES}} を返して失敗します。情報を読み込むだけのシステム-レベル呼び出しは権利者権限を必要としません。

!{{anchor Registering a Conduit Conventionally}}通常通りの方法でのコンジットの登録 {{goto top,^TOP^}}

ここでは、通常通りに同期コンジットを登録するためにコンジット マネージャ API をどのように使用するのかについて説明します。予備知識とここで使用されるテクノロジの説明は、''Introduction to Conduit Development'' の [[第 6 章 「コンジットと通知機能の HotSync マネージャへの登録」|Introduction to Conduit Development601/6]] を参照してください。

コンジット マネージャ API は、コンジット登録情報の基本的な保存をコンジットの登録と登録解除のプロセスから切り離します。この抽象化は、あなたがどのようにコンジットを登録、登録解除するかに影響を与えることなしに基本的な保存の詳細を変更することを可能にします。

::NOTE
:::コンジットを登録するために Windows のレジストリを直接操作してはいけません。あなたがコンジット マネージャを出し抜いてコンジットを登録する場合、あなたのインストーラは将来のバージョンの HotSync マネージャでは機能しないかもしれません。

コンジットマネージャは、コンジットのコンフィグレーション エントリの中の値を読み書きするために、登録される各コンジットに代入される固有の作成者 ID を使用します。HotSync マネージャが読み込むコンジット コンフィグレーション エントリの説明は、''Introduction to Conduit Development'' の [[付録 A 「コンフィグレーション エントリ」|Introduction to Conduit Development601/A]] を参照してください。

あなたは、以下の小節で説明されるように通常通りの方法でコンジットを登録するために、2 つの異なる方法でコンジット マネージャを使用することができます:

*{{goto Writing a Single Structure,単一の構造体を作成する}}
*{{goto Writing Individual Configuration Entries,別個のコンフィグレーション エントリを作成する}}

{{anchor Writing a Single Structure}}
'''単一の構造体を作成する''' {{goto top,^TOP^}}

単一の構造体から C API-ベース コンジットを登録するために、{{goto CmConduitType2,CmConduitType2|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} 構造体を割り当て、構造体のフィールド値を適切にセットし、この構造体を {{goto CmInstallConduitByStruct,CmInstallConduitByStruct()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} に渡します。この関数は、構造体の中であなたが指定した作成者 ID のために、あなたのコンジットのコンフィグレーション エントリを保存しようと試みます。他のコンジットがすでに同じ作成者 ID を使って登録されている場合、この関数は {{span style='color:blue;font-family:monospace;',ERR_CREATORID_ALREADY_IN_USE}} エラーを返して、あなたのコンジットを登録しません。

C API-ベース コンジットを登録するためにあなたがセットしなければならない {{goto CmConduitType2,CmConduitType2|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} の中のフィールドは:

*{{span style='color:blue;font-family:monospace;',dwCreatorID}} - コンジットの作成者 ID
*{{span style='color:blue;font-family:monospace;',szConduitPath}} - コンジット DLL のパスとファイル名（またはファイル名のみ）

他のフィールドはオプションです。詳細は ''C/C++ Sync Suite Reference'' の {{goto CmConduitType2,CmConduitType2|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} を参照してください。

{{goto Listing 9.1,コード 9.1}} は、現在の Windows ユーザのためにコンジットを登録するための {{span style='color:blue;font-family:monospace;',CmInstallConduitByStruct()}} の使用例です。システムのためにコンジットを登録するには、単純にこの関数呼び出しを {{goto CmInstallSystemConduitByStruct,CmInstallSystemConduitByStruct()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} で置き換えるだけです。

{{anchor Listing 9.1}}
'''コード 9.1 単一の構造体でコンジットを登録する例'''

 int RegisterConduitByStruct () {
    CmConduitType2 pConduit;
    DWORD id;
    int retval = 0;
 
    memset(&pConduit, '\0', sizeof(pConduit));
 
    strcpy(pConduit.szConduitPath,"MyConduit.dll");
    strcpy(pConduit.szLocalDirectory, "MyConduitDir");
    strcpy(pConduit.szLocalFile,"MyDesktopFile.dat");
    strcpy(pConduit.szRemoteDB,"MyHandheldDatabase");
    strcpy(pConduit.szTitle,"My Conduit Display Name");
 
    CmConvertStringToCreatorID("MyID", &id);
    pConduit.dwCreatorID = id;
    pConduit.dwPriority = 2;
 
    retval = CmInstallConduitByStruct(pConduit);
 // If retval is ERR_CREATORID_ALREADY_IN_USE, then another 
 // conduit is already registered with this creator ID, so 
 // this call fails.
    return retval;
 }

//{{anchor Compatibility Note}}
'''互換性についての注意'''

{{goto CmConduitType2,CmConduitType2|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} 構造体と {{goto CmInstallConduitByStruct,CmInstallConduitByStruct()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} 関数は、コンジット マネージャ API バージョン 3 以降で使用可能です。この構造体は、すべてのバージョンの HotSync マネージャが使用するコンフィグレーション エントリだけを保持し、文字列を単純な文字配列として保存します。

すべてのバージョンのコンジット マネージャは、同じことをするために、{{goto CmConduitType,CmConduitType|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} 構造体と {{goto CmInstallConduit,CmInstallConduit()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} 関数を提供します。{{span style='color:blue;font-family:monospace;',CmConduitType}} 構造体は以下の 2 点が {{span style='color:blue;font-family:monospace;',CmConduitType2}} とは異なります:

*いくつかのフィールドはそれぞれ、構造体の開始点から null で終了する文字列の開始点までのオフセットを指定します。このテクニックは、文字列容量を浪費することなく、構造体を効率的にビルドすることを可能にします。しかしながら、あなたが {{span style='color:blue;font-family:monospace;',CmConduitType}} 構造体を作成するとき、あなたは構造体自体とあなたが指定する文字列のために容量を割り当てる必要があります。あなたがこのメモリ管理作業を回避したいのなら、PalmSource は、あなたが代わりに {{span style='color:blue;font-family:monospace;',CmConduitType2}} 構造体を使用して、それを {{span style='color:blue;font-family:monospace;',CmInstallConduitByStruct()}} に渡すことを推奨します。
*いくつかのフィールドは、コンジット マネージャ バージョン 3 以降では推奨しない値を指定します。

{{goto Table 9.2,表 9.2}} は、構造体でコンジットを現在の Windows ユーザとシステムの両方のために登録するための関数を要約しています。

{{anchor Table 9.2}}
'''表 9.2 通常通りの方法でコンジットを登録するための単一の構造体の作成'''

,タスク,コンジット マネージャ API 関数
,"通常通りの方法でコンジットを登録します。単一の {{goto CmConduitType2,CmConduitType2|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} 構造体の中に渡します。コンジット マネージャ バージョン 3 以降で使用可能です。","ユーザ:{{br}}{{goto CmInstallConduitByStruct,CmInstallConduitByStruct()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}システム:{{br}}{{goto CmInstallSystemConduitByStruct,CmInstallSystemConduitByStruct()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}"
,"通常通りの方法でコンジットを登録します。単一の {{goto CmConduitType,CmConduitType|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} 構造体の中に渡します。すべてのバージョンのコンジット マネージャで使用可能です。この構造体を使用するシステム-レベル関数は無いということに注意してください。","ユーザ:{{br}}{{goto CmInstallConduit,CmInstallConduit()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}システム:{{br}}N/A"


{{anchor Writing Individual Configuration Entries}}
'''別個のコンフィグレーション エントリを作成する''' {{goto top,^TOP^}}

一連の関数呼び出しでいくつかのコンフィグレーション エントリを作成することによって C API-ベース 同期コンジットを登録するには、まずあなたのコンジットの作成者 ID で {{goto CmInstallCreator,CmInstallCreator()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} を呼び出します。この関数が成功した場合、以下の一連の関数を呼び出して - 特定の順番はありません - 他のコンジット コンフィグレーション値をセットします:

*{{goto CmSetCreatorName,CmSetCreatorName()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} - {{goto CmInstallCreator,CmInstallCreator()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} に加えて、これは、あなたがいずれのタイプのコンジットを登録する場合であってもセットしなければならない他の値をセットします。残りはオプションです。
*{{goto CmSetCreatorPriority,CmSetCreatorPriority()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
*{{goto CmSetCreatorTitle,CmSetCreatorTitle()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
*{{goto CmSetCreatorDirectory,CmSetCreatorDirectory()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
*{{goto CmSetCreatorFile,CmSetCreatorFile()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
*{{goto CmSetCreatorRemote,CmSetCreatorRemote()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}

{{goto Accessing Developer-defined Conduit Configuration Entries,開発者-定義コンジット コンフィグレーション エントリ}} で説明されているように、あなたはあなた自身のコンフィグレーション エントリを作成して、それらをインストール時にセットすることもできます。

{{goto Listing 9.2,コード 9.2}} は {{span style='color:blue;font-family:monospace;',CmInstallCreator()}} といくつかの {{span style='color:blue;font-family:monospace;',CmInstallCreator...()}} 関数を呼び出す単純なコンジット登録を示しています。

{{anchor Listing 9.2}}
'''コード 9.2 一連のコンジット マネージャ関数でのコンジットの登録'''

 int RegisterConduitWithMultipleCalls () {
    err = CmInstallCreator("Xyzz", CONDUIT_APPLICATION);
    if (err == 0)
       err = CmSetCreatorName("Xyzz", 
          "C:\\MyCond\\Debug\\MyCond.DLL");
    if (err == 0)
       err = CmSetCreatorDirectory("Xyzz", "MyCond");
    if (err == 0)
       err = CmSetCreatorFile("Xyzz", "MyCond");
    if (err == 0)
       err = CmSetCreatorPriority("Xyzz", 2);
    if (err == 0)
       printf(" Registration succeeded\n");
    else
       printf(" Registration failed %d\n", err);
    return err;
 }

{{goto Table 9.3,表 9.3}} は、別個にコンフィグレーション エントリを作成することによって現在の Windows ユーザとシステムの両方のためにコンジットを登録する関数を要約しています。

,タスク,コンジット マネージャ API 関数
,"通常通りの方法でコンジットを登録します。まず、{{span style='color:blue;font-family:monospace;',CmInstallCreator()}} または {{span style='color:blue;font-family:monospace;',CmInstallSystemCreator()}} を呼び出します。それから残りを同じ作成者 ID で呼び出します。","ユーザ:{{br}}{{goto CmInstallCreator,CmInstallCreator()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}{{goto CmSetCreatorName,CmSetCreatorName()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}{{goto CmSetCreatorPriority,CmSetCreatorPriority()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}{{goto CmSetCreatorTitle,CmSetCreatorTitle()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}{{goto CmSetCreatorDirectory,CmSetCreatorDirectory()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}{{goto CmSetCreatorFile,CmSetCreatorFile()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}{{goto CmSetCreatorRemote,CmSetCreatorRemote()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}システム:{{br}}{{goto CmInstallSystemCreator,CmInstallSystemCreator()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}{{goto CmSetSystemCreatorName,CmSetSystemCreatorName()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}{{goto CmSetSystemCreatorPriority,CmSetSystemCreatorPriority()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}{{goto CmSetSystemCreatorTitle,CmSetSystemCreatorTitle()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}{{goto CmSetSystemCreatorDirectory,CmSetSystemCreatorDirectory()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}{{goto CmSetSystemCreatorFile,CmSetSystemCreatorFile()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}{{goto CmSetSystemCreatorRemote,CmSetSystemCreatorRemote()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}"

これらの関数についての更なる情報は、''C/C++ Sync Suite Reference'' の [[第 11 章 「コンジット マネージャ API」|C/C++ Sync Suite Reference601/11]] を参照してください。


!{{anchor Registering a Conduit by Folder}}フォルダでのコンジットの登録 {{goto top,^TOP^}}

ここでは、C API-ベース同期コンジットをシステムまたは現在の Windows ユーザの {{span style='color:blue;font-family:monospace;',Conduits}} フォルダに置くことによって C API-ベース同期コンジットを登録するために、コンジット マネージャ API をどのように使用するのかについて説明します。予備知識とここで使用されるテクノロジの説明は、''Introduction to Conduit Development'' の [[第 6 章 「コンジットと通知機能のHotSync マネージャへの登録」|Introduction to Conduit Development601/6]] を参照してください。

::NOTE
:::NTFS ファイル システムでは、コンジットを含むいずれかのファイルをシステム-レベルのエリアに移動させるには、ユーザは管理者権限を持っている必要があります。あなたはまず {{goto CmIsCurrentUserAdmin,CmIsCurrentUserAdmin()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} を呼び出してユーザが必要のある権限を持っているかどうかを決定します。

フォルダ-登録コンジットは、値が {{span style='color:blue;font-family:monospace;',eRegistrationInfo}} である入力 {{span style='color:blue;font-family:monospace;',infoType}} パラメータに応答するために {{goto GetConduitInfo,GetConduitInfo()|C/C++ Sync Suite Reference601/6}} エントリ ポイントの中のロジックを実装しなければなりません。このことについての更なる情報は、{{goto GetConduitInfo(),GetConduitInfo()|C/C++ Sync Suite Companion601/3}} を参照してください。

インストール時に現在の Windows ユーザの {{span style='color:blue;font-family:monospace;',Conduits}} フォルダを見つけるために、{{goto FmGetCurrentUserConduitFolder,FmGetCurrentUserConduitFolder()|C/C++ Sync Suite Companion601/11}} を呼び出します; システムの {{span style='color:blue;font-family:monospace;',Conduits}} フォルダを見つけるためには {{goto FmGetSystemConduitFolder,FmGetSystemConduitFolder()|C/C++ Sync Suite Companion601/11}} を呼び出します。これらの関数は常にパスを返します。なぜなら、{{span style='color:blue;font-family:monospace;',Conduits}} フォルダが存在しない場合、これらの関数はフォルダを作成するからです。

{{span style='color:blue;font-family:monospace;',Conduits}} フォルダのパスを取得した後、あなたの同期コンジット DLL をそのフォルダにコピーします。コンジット マネージャは、次に HotSync マネージャがコンジットのリストについてコンジット マネージャに問い合わせをするときに、フォルダにあるあなたのコンジットを見つけます。

::TIPS
:::たいていのインストーラはアンインストール中にファイルがもともとインストールされた場所からファイルを削除するように設計されます。それゆえ、少なくともあなたのインストーラに関する限りあなたのフォルダ-登録コンジットを同じ場所に置き続けるために、このテクニックをあなたのインストーラに実装してください。

+あなたのコンジットを {{span style='color:blue;font-family:monospace;',Disabled}} サブフォルダにインストールします。
+それを {{span style='color:blue;font-family:monospace;',Conduits}} フォルダに移動させるために {{goto FmEnableCurrentUserConduitByPath,FmEnableCurrentUserConduitByPath()|C/C++ Sync Suite Companion601/11}} または {{goto FmEnableSystemConduitByPath,FmEnableSystemConduitByPath()|C/C++ Sync Suite Companion601/11}} を呼び出します。あなたのインストーラはあなたのコンジットはまだ {{span style='color:blue;font-family:monospace;',Disabled}} サブフォルダにあると考えます。
+アンインストール時に、まずあなたのコンジットを {{span style='color:blue;font-family:monospace;',Disabled}} サブフォルダに戻すために {{goto FmDisableCurrentUserConduitByPath,FmDisableCurrentUserConduitByPath()|C/C++ Sync Suite Companion601/11}} または {{goto FmDisableSystemConduitByPath,FmDisableSystemConduitByPath()|C/C++ Sync Suite Companion601/11}} を呼び出します。この時点で、あなたのインストーラはあなたのコンジットをそれがもともとインストールされた場所から削除することができます。

+このテクニックは、パワー ユーザがインストール後にあなたのコンジットを {{span style='color:blue;font-family:monospace;',Disabled}} サブフォルダに移動させるようなケースもカバーします。アンインストール時に、コンジットを使用不能にするための呼び出しは失敗しますが、コンジットはもともとインストールされた場所にあるのであなたのインストーラはそれでもコンジットを削除することができます。
----

//{{anchor Compatibility Note}}
'''互換性についての注意'''

フォルダ-ベース コンジットの登録はコンジット マネージャのバージョン 3 以降（HotSync マネージャのバージョン 6.0 以降）でサポートされます。あなたがそれより前のバージョンを持つシステムにコンジットをインストールするつもりがある場合、あなたは {{goto Registering a Conduit Conventionally,通常通りの方法でのコンジットの登録}} で説明されているようにコンジットを登録しなくてはなりません。

{{goto Table 9.4,表 9.4}} は、現在の Windows ユーザとシステムの両方のためにフォルダでコンジットを登録するための関数を要約しています。

{{anchor Table 9.4}}
'''表 9.4 フォルダでのコンジットの登録と登録解除'''

,タスク,コンジット マネージャ API 関数
,"{{span style='color:blue;font-family:monospace;',Conduits}} フォルダと {{span style='color:blue;font-family:monospace;',Disalbed}} サブフォルダを見つけます。","ユーザ:{{br}}{{goto FmGetCurrentUserConduitFolder,FmGetCurrentUserConduitFolder()|C/C++ Sync Suite Companion601/11}}{{br}}{{goto FmGetCurrentUserDisabledConduitFolder,FmGetCurrentUserDisabledConduitFolder()|C/C++ Sync Suite Companion601/11}}{{br}}システム:{{br}}{{goto FmGetSystemConduitFolder,FmGetSystemConduitFolder()|C/C++ Sync Suite Companion601/11}}{{br}}{{goto FmGetSystemDisabledConduitFolder,FmGetSystemDisabledConduitFolder()|C/C++ Sync Suite Companion601/11}}"
,使用不能/使用可能にされているコンジットを使用可能/使用不能にします。コンジットのパスとファイル名（またはファイル名のみ）を渡します。","ユーザ:{{br}}{{goto FmEnableCurrentUserConduitByPath,FmEnableCurrentUserConduitByPath()|C/C++ Sync Suite Companion601/11}}{{br}}{{goto FmDisableCurrentUserConduitByPath,FmDisableCurrentUserConduitByPath()|C/C++ Sync Suite Companion601/11}}{{br}}システム:{{br}}{{goto FmEnableSystemConduitByPath,FmEnableSystemConduitByPath()|C/C++ Sync Suite Companion601/11}}{{br}}{{goto FmDisableSystemConduitByPath,FmDisableSystemConduitByPath()|C/C++ Sync Suite Companion601/11}}"
,使用可能にされているコンジットを使用不能にします。フォルダ-登録コンジットのインデックスを渡します。,"ユーザ:{{br}}{{goto FmDisableCurrentUserConduitByIndex,FmDisableCurrentUserConduitByIndex()|C/C++ Sync Suite Companion601/11}}{{br}}システム:{{br}}{{goto FmDisableSystemConduitByIndex,FmDisableSystemConduitByIndex()|C/C++ Sync Suite Companion601/11}}"


!{{anchor Unregistering a Conduit}}コンジットの登録解除 {{goto top,^TOP^}}

あなたがあなたのコンジットをアンインストールするとき、あなたはコンジットの登録を解除して HotSync マネージャがもう存在していないあなたのコンジット DLL を呼び出そうとしないようにしなければなりません。以下の小節では、通常通りの方法で登録されたコンジットとフォルダ-登録コンジットをどのように登録解除するのかについて説明します。

{{anchor Conventionally Registered}}
'''通常通りの方法で登録されたコンジット'''

現在の Windows ユーザのために通常通りの方法で登録された同期コンジットの登録を解除するには、{{goto CmRemoveConduitByCreatorID,CmRemoveConduitByCreatorID()|C/C++ Sync Suite Companion601/11}} を呼び出して登録を解除するコンジットの作成者 ID を渡します。システムのために同様に登録された同期コンジットの登録を解除するには、{{goto CmRemoveSystemConduitByCreatorID,CmRemoveSystemConduitByCreatorID()|C/C++ Sync Suite Companion601/11}} を呼び出します。これらの関数はコンジットのコンフィグレーション エントリをすべて削除しますが、コンジット DLL を削除することはしません。

{{goto Table 9.5,表 9.5}} は、現在の Windows ユーザとシステムの両方のために通常通りの方法で登録されたコンジットを登録解除するための関数を要約しています。

{{anchor Table 9.5}}
'''表 9.5 通常通りの方法で登録されたコンジットの登録解除'''

,タスク,コンジット マネージャ API
,作成者 ID でコンジットを登録解除します。,"ユーザ:{{br}}{{goto CmRemoveConduitByCreatorID,CmRemoveConduitByCreatorID()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}システム:{{br}}{{goto CmRemoveSystemConduitByCreatorID,CmRemoveSystemConduitByCreatorID()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}"
,"インデックスでコンジットを登録解除します。インデックスの上限を取得するには {{goto CmGetConduitCount,CmGetConduitCount()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} または {{goto CmGetSystemConduitCount,CmGetSystemConduitCount()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} を呼び出します。","ユーザ:{{br}}{{goto CmRemoveConduitByIndex,CmRemoveConduitByIndex()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}システム:{{br}}{{goto CmRemoveSystemConduitByIndex,CmRemoveSystemConduitByIndex()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}"


{{anchor Folder-registered}}
'''フォルダ-登録コンジット'''

あなたはフォルダ-登録コンジットを以下の 3 つの方法で登録解除することができます:

*あなたのコンジット DLL を {{span style='color:blue;font-family:monospace;',Conduits}} フォルダから削除します。{{span style='color:blue;font-family:monospace;',Conduits}} フォルダを見つけるには、{{goto FmGetCurrentUserConduitFolder,FmGetCurrentUserConduitFolder()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} または {{goto FmGetSystemConduitFolder,FmGetSystemConduitFolder()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} を呼び出します。
*{{goto CmRemoveConduitByCreatorID,CmRemoveConduitByCreatorID()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} または {{goto CmRemoveSystemConduitByCreatorID,CmRemoveSystemConduitByCreatorID()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} を呼び出して、削除するコンジットの作成者 ID を渡します。コンジット マネージャはコンジットを {{span style='color:blue;font-family:monospace;',Conduits}} フォルダから {{span style='color:blue;font-family:monospace;',Disabled}} サブフォルダに移動させます。
*{{goto CmRemoveConduitByIndex,CmRemoveConduitByIndex()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} または {{goto CmRemoveSystemConduitByIndex,CmRemoveSystemConduitByIndex()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} を呼び出して、削除するコンジットのインデックスを渡します。コンジット マネージャはコンジットを {{span style='color:blue;font-family:monospace;',Conduits}} フォルダから {{span style='color:blue;font-family:monospace;',Disabled}} サブフォルダに移動させます。
*{{goto FmDisableCurrentUserConduitByPath,FmDisableCurrentUserConduitByPath()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} または {{goto FmDisableSystemConduitByPath,FmDisableSystemConduitByPath()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} を呼び出して削除するコンジットのパスまたはファイル名を渡します。または {{goto FmDisableCurrentUserConduitByIndex,FmDisableCurrentUserConduitByIndex()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} または {{goto FmDisableSystemConduitByIndex,FmDisableSystemConduitByIndex()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} を呼び出して削除するコンジットのインデックスを渡します。コンジット マネージャはコンジットを {{span style='color:blue;font-family:monospace;',Conduits}} フォルダから {{span style='color:blue;font-family:monospace;',Disabled}} サブフォルダに移動させます。

コンジットを {{span style='color:blue;font-family:monospace;',Conduits}} フォルダから {{span style='color:blue;font-family:monospace;',Disabled}} サブフォルダに移動させることは効率的にコンジットを登録解除し、それにより HotSync マネージャはそのコンジットを呼び出そうとしなくなります。再び {{span style='color:blue;font-family:monospace;',Disabled}} サブフォルダにあるコンジットを登録または使用可能にするには、{{goto FmEnableCurrentUserConduitByPath,FmEnableCurrentUserConduitByPath()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} または{{goto FmEnableSystemConduitByPath,FmEnableSystemConduitByPath()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} を呼び出すか他の何らかの手段でそのコンジットを {{span style='color:blue;font-family:monospace;',Conduits}} フォルダに戻します。

::NOTE
:::NTFS ファイル システムでは、コンジットを含むいずれかのファイルをシステム-レベルのエリアに移動させるには、ユーザは管理者権限を持っている必要があります。あなたはまず {{goto CmIsCurrentUserAdmin,CmIsCurrentUserAdmin()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} を呼び出してユーザが必要のある権限を持っているかどうかを決定することができます。

ファイルをそのファイルがインストールされたフォルダからアンインストールしなければならないインストーラをどのように作成するかについての Tips は、{{goto Registering a Conduit by Folder,「フォルダでのコンジットの登録」}} を参照してください。

{{goto Table 9.4,表 9.4}} は、現在の Windows ユーザとシステムの両方のためにフォルダでコンジットを登録するための関数を要約しています。


!{{anchor Resolving Conduit Conflicts}}コンジット衝突の解決 {{goto top,^TOP^}}

''Introduction to Conduit Development'' の {{goto Resolving Conduit Conflicts,コンジット衝突の解決|Introduction to Conduit Development601/6}} で説明されているように、2 つ以上のフォルダ-登録コンジットが同じ作成者 ID を持つ可能性があり、1 つ以上のフォルダ-登録コンジットが通常通りの方法で登録されたコンジットと同じ作成者 ID を持つ可能性があります。あなたはあなたのコンジットを登録する前に、同じ作成者 ID を持つコンジットがすでに登録されていないか確認して潜在的な衝突を避けるようにすべきです。

あなたが現在の Windows ユーザのためだけにあなたのコンジットを登録しようとしている場合、{{goto CmGetCreatorIDList,CmGetCreatorIDList()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} を呼び出してユーザのために登録されたコンジットのすべての作成者 ID のリストを取得します; そうでない場合は、{{goto CmGetSystemCreatorIDList,CmGetSystemCreatorIDList()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} を呼び出します。あなたの作成者 ID がすでにリストにある場合、ユーザにあなたのコンジットを登録するかそれともすでにインストールされているコンジットを残すか選択するように促します。ユーザがあなたのコンジットをインストールすることを選択した場合、あなたはあなたのコンジットを登録する前にすでにあるコンジットを登録解除しなければなりません。

あなたがあなたのコンジットを通常通りの方法で登録する場合、同じ作成者 ID を持つ他のコンジットがすでい登録されていると登録を行うコンジット マネージャ呼び出しは {{span style='color:blue;font-family:monospace;',ERR_CREATORID_ALREADY_IN_USE}} エラーを返し、失敗します。これにより、コンジット マネージャは通常通りに登録されるコンジットが衝突するのを防ぎます。しかしながら、あなたがあなたのコンジットを {{span style='color:blue;font-family:monospace;',Conduits}} フォルダにコピーすることによって登録しようとする場合、衝突を防ぐためにあなたがとれる方法はただ 1 つ、すで説明したようにあなたの作成者 ID が登録されたコンジットのリストにあるかどうかをチェックすることです。

コンジット マネージャはもう 1 つの方法で衝突があるということをあなたに警告することができます。あなたがすでに他のコンジットと衝突している登録されたコンジットのためのコンフィグレーション エントリを取得またはセットしようとする関数を呼び出すときはいつでも、{{span style='color:blue;font-family:monospace;',ERR_AMBIGUOUS_CREATORID}} エラーを返して失敗します。このエラーを返す可能性がある関数は {{goto Table 9.18,表 9.18}} でリストされています。


!{{anchor Accessing Registered Conduit Information}}登録されたコンジット情報へのアクセス {{goto top,^TOP^}}

コンジット マネージャは、すべての登録された同期コンジット - 通常通りの方法で登録されたかフォルダ-登録かに関係なく - についての情報を取得するための関数を提供します。これらの API は、インストール コンジットとバックアップ コンジットにはアクセスしません。{{goto Table 9.6,表 9.6}} は、あなたがコンジット マネージャ API で取得またはセットすることができる情報の種類 - ユーザのために登録されたコンジットとシステムのために登録されたコンジットの両方に対して - について説明しています。

いくつかの API は、{{goto Writing Individual Configuration Entries,「別個のコンフィグレーション エントリを作成する」}} で説明した通常通りの方法でコンジットを登録する場合にあなたがコンジットのコンフィグレーション エントリの値をセットするのと同様の方法で、あなたがセットすることを可能にします。

::NOTE
:::あなたは通常通りの方法で登録されたコンジットに対してのみコンジット コンフィグレーション エントリをセットすることができます。あなたがフォルダ-登録コンジットのためにエントリを作成またはセットする関数を呼び出した場合、その関数は {{span style='color:blue;font-family:monospace;',ERR_CONDUIT_READ_ONLY}} エラーを返して失敗します。

{{anchor Table 9.6}}
'''表 9.6 登録されたコンジットの情報へのアクセス'''

,タスク,コンジット マネージャ API 関数
,すべてのコンジットの数を取得します。インデックスの上限として他のインデックスでの呼び出しで使用します。,"ユーザ:{{br}}{{goto CmGetConduitCount,CmGetConduitCount()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}システム:{{br}}{{goto CmGetSystemConduitCount,CmGetSystemConduitCount()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}"
,すべてのコンジットの作成者 ID のリストを取得します。,"ユーザ:{{br}}{{goto CmGetCreatorIDList,CmGetCreatorIDList()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}システム:{{br}}{{goto CmGetSystemCreatorIDList,CmGetSystemCreatorIDList()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}"
,インデックスでコンジットの作成者 ID を取得します。,"ユーザ:{{br}}{{goto CmGetConduitCreatorID,CmGetConduitCreatorID()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}システム:{{br}}{{goto CmGetSystemConduitCreatorID,CmGetSystemConduitCreatorID()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}"
,"インデックスで登録情報を取得します。{{goto CmConduitType2,CmConduitType2|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} 構造体を戻してきます。","ユーザ:{{br}}{{goto CmGetConduitByIndex,CmGetConduitByIndex()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}システム:{{br}}{{goto CmGetSystemConduitByIndex,CmGetSystemConduitByIndex()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}"
,"インデックスでコンジットが通常通りに登録されたのかそれともフォルダ-ベースで登録されたのか、HotSync マネージャはそれを読み込めるかどうかを決定します。{{goto CmDiscoveryInfoType,CmDiscoveryInfoType|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} 構造体を戻してきます。","ユーザ:{{br}}{{goto CmGetDiscoveryInfoByIndex,CmGetDiscoveryInfoByIndex()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}システム:{{br}}{{goto CmGetSystemDiscoveryInfoByIndex,CmGetSystemDiscoveryInfoByIndex()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}"
,"作成者 ID でコンジットの登録情報を取得します。{{goto CmConduitType,CmConduitType|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} 構造体を返してきます。","ユーザ:{{br}}{{goto CmGetConduitByCreator,CmGetConduitByCreator()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}システム:{{br}}{{goto CmGetSystemConduitByCreator,CmGetSystemConduitByCreator()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}"
,"作成者 ID で標準のコンジット コンフィグレーション エントリを取得します。{{goto CmConduitType2,CmConduitType2|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} 構造体で定義されているのと同じエントリがあります。","ユーザ:{{br}}{{goto CmGetCreatorName,CmGetCreatorName()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}{{goto CmGetCreatorPriority,CmGetCreatorPriority()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}{{goto CmGetCreatorTitle,CmGetCreatorTitle()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}{{goto CmGetCreatorDirectory,CmGetCreatorDirectory()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}{{goto CmGetCreatorFile,CmGetCreatorFile()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}{{goto CmGetCreatorRemote,CmGetCreatorRemote()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}システム:{{br}}{{goto CmGetSystemCreatorName,CmGetSystemCreatorName()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}{{goto CmGetSystemCreatorPriority,CmGetSystemCreatorPriority()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}{{goto CmGetSystemCreatorTitle,CmGetSystemCreatorTitle()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}{{goto CmGetSystemCreatorDirectory,CmGetSystemCreatorDirectory()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}{{goto CmGetSystemCreatorFile,CmGetSystemCreatorFile()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}{{goto CmGetSystemCreatorRemote,CmGetSystemCreatorRemote()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}"
,"作成者 ID で標準のコンジット コンフィグレーション エントリをセットします。{{goto CmConduitType2,CmConduitType2|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} 構造体で定義されているのと同じエントリがあります。","ユーザ:{{br}}{{goto CmSetCreatorName,CmSetCreatorName()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}{{goto CmSetCreatorPriority,CmSetCreatorPriority()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}{{goto CmSetCreatorTitle,CmSetCreatorTitle()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}{{goto CmSetCreatorDirectory,CmSetCreatorDirectory()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}{{goto CmSetCreatorFile,CmSetCreatorFile()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}{{goto CmSetCreatorRemote,CmSetCreatorRemote()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}システム:{{br}}{{goto CmSetSystemCreatorName,CmSetSystemCreatorName()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}{{goto CmSetSystemCreatorPriority,CmSetSystemCreatorPriority()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}{{goto CmSetSystemCreatorTitle,CmSetSystemCreatorTitle()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}{{goto CmSetSystemCreatorDirectory,CmSetSystemCreatorDirectory()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}{{goto CmSetSystemCreatorFile,CmSetSystemCreatorFile()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}{{goto CmSetSystemCreatorRemote,CmSetSystemCreatorRemote()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}"


!{{anchor Accessing Developer-defined Conduit Configuration Entries}}開発者-定義コンジット コンフィグレーション エントリへのアクセス {{goto top,^TOP^}}

コンジット {{goto configuration entries,コンフィグレーション エントリ|Introduction to Conduit Development601/Glossary}} は拡張可能です。あなたは、ユーザのために登録されるコンジットごととシステムのために登録されるコンジットごとに情報を保存するためにあなた自身のエントリを定義することができます。{{goto Table 9.7,表 9.7}} は、あなたがコンジット マネージャ API で取得、セットすることができる情報の種類について説明しています。あなたのインストーラ、コンジット、デスクトップ アプリケーションはあなたのコンジット特有のコンジット コンフィグレーション エントリの中に情報を保存することができます。

あなたがコンジットを登録解除するとき、コンジット マネージャは、あなたが定義したものを含むすべてのコンジットのコンフィグレーション エントリを削除します。コンジット マネージャは他のいかなる状況でもあなたのエントリにアクセスすることはありません。

::NOTE
:::あなたは通常通りの方法で登録されるコンジットでのみあなた自身のコンジット コンフィグレーション エントリを定義することができます。あなたがフォルダ-登録コンジットのためのエントリを作成、セットする関数を呼び出す場合、その関数は {{span style='color:blue;font-family:monospace;',ERR_CONDUIT_READ_ONLY}} エラーを返し失敗します。

{{anchor Table 9.7}}
'''表 9.7 開発者-定義コンジット コンフィグレーション エントリへのアクセス'''

,タスク,コンジット マネージャ API 関数
,"作成者 ID でコンジットためのエントリの {{span style='color:blue;font-family:monospace;',DWORD}} 値を取得またはセットします。セットする関数は、エントリがまだ存在していない場合、エントリを作成します。","ユーザ:{{br}}{{goto CmGetCreatorValueDword,CmGetCreatorValueDword()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}{{goto CmSetCreatorValueDword,CmSetCreatorValueDword()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}システム:{{br}}{{goto CmGetシステムCreatorValueDword,CmGetSystemCreatorValueDword()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}{{goto CmSetSystemCreatorValueDword,CmSetSystemCreatorValueDword()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}"
,"作成者 ID でコンジットのためのエントリの文字列値を取得またはセットします。セットする関数は、エントリがまだ存在していない場合、エントリを作成します。","ユーザ:{{br}}{{goto CmGetCreatorValueString,CmGetCreatorValueString()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}{{goto CmSetCreatorValueString,CmSetCreatorValueString()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}システム:{{br}}{{goto CmGetSystemCreatorValueString,CmGetSystemCreatorValueString()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}{{goto CmSetSystemCreatorValueString,CmSetSystemCreatorValueString()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}"


!{{anchor Retrieving Folder-registered Conduit Information}}フォルダ-登録コンジット情報の取得 {{goto top,^TOP^}}

ここでは、フォルダ-登録コンジットのみについての情報を取得するためにコンジット マネージャ API が提供する関数について説明します。フォルダ-登録コンジットと通常通りの方法で登録されたコンジットの両方についての情報にアクセスする関数については、{{goto Accessing Registered Conduit Information,「登録されたコンジット情報へのアクセス」}} を参照してください。

{{goto Table 9.8,表 9.8}} は、フォルダで登録されたユーザのためのコンジットとシステムのためのコンジットの両方のために、あなたがコンジット マネージャ API で取得することができる情報の種類について説明しています。

::NOTE
:::これらの関数は情報を取得するだけです。あなたはコンジット マネージャ API を使ってフォルダ-登録コンジットの登録情報をセットすることはできません。

{{anchor Table 9.8}}
'''表 9.8 フォルダ-登録コンジット情報の取得'''

,タスク,コンジット マネージャ API 関数
,すべてのフォルダ-登録コンジットの数を取得します。インデックスの上限として他のインデックスで呼び出される関数呼び出しの中で使用します。,"ユーザ:{{br}}{{goto FmGetCurrentUserConduitCount,FmGetCurrentUserConduitCount()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}システム:{{br}}{{goto FmGetSystemConduitCount,FmGetSystemConduitCount()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}"
,"インデックスで登録情報を取得します。{{goto CmConduitType2,CmConduitType2|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} 構造体を戻してきます。","ユーザ:{{br}}{{goto FmGetCurrentUserConduitByIndex,FmGetCurrentUserConduitByIndex()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}システム:{{br}}{{goto FmGetSystemConduitByIndex,FmGetSystemConduitByIndex()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}"


!{{anchor Registering and Unregistering a Backup Conduit}}バックアップ コンジットの登録と登録解除 {{goto top,^TOP^}}

HotSync マネージャは、1 度の HotSync 実施の間に 1 つだけバックアップ コンジットを実行します。（あなたがユーザのために 1 つ、システムのために 1 つ登録することができますが、HotSync マネージャはユーザのために 1 つ登録されている場合はそれだけを呼び出します; さもなければシステムのために登録されているバックアップ コンジットを呼び出します。''Introduction to Conduit Development'' の {{goto User- and System-registered Conduits and Notifiers,「ユーザのために登録されるコンジットと通知機能、システムのために登録されるコンジットと通知機能」|Introduction to Conduit Development601/6}} を参照してください。）それゆえ、{{goto Table 9.9,表 9.9}} が示すように、コンジット マネージャは、ユーザとシステムのためのバックアップ コンジットを登録/登録解除するためと、それらのファイル名を取得するための関数のみを提供します。

----
{{span style='color:red;font-weight:bold;',WARNING!}} あなたがバックアップ コンジットを登録解除する場合、それを置き換えるために他のバックアップ コンジットを登録してください; さもないとユーザのデータのいくつかは次の HotSync 実施の間にバックアップされません。
----

{{anchor Table 9.9}}
'''表 9.9 バックアップ コンジットの登録と登録解除'''

,タスク,コンジット マネージャ API 関数
,ファイル名でバックアップ コンジットを登録します。登録解除するには、異なるバックアップ コンジットのファイル名を渡します。","ユーザ:{{br}}{{goto CmSetBackupConduit,CmSetBackupConduit()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}システム:{{br}}{{goto CmSetSystemBackupConduit,CmSetSystemBackupConduit()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}"
,登録されたバックアップ コンジットのファイル名を取得します。,"ユーザ:{{br}}{{goto CmGetBackupConduit,CmGetBackupConduit()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}システム:{{br}}{{goto CmGetSystemBackupConduit,CmGetSystemBackupConduit()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}"


!{{anchor Configuring the COM Ports}}COM ポートのコンフィグレーション {{goto top,^TOP^}}

コンジット マネージャは、{{goto Table 9.10,表 9.10}} が示す、HotSync マネージャが直接（ローカル）接続とモデム接続のために使用する COM ポートをコンフィグレーションするための関数を提供します。システム-レベル COM ポート設定は無いことに注意してください; COM ポート設定は現在の Windows ユーザのためだけです。各 Window ユーザが最初に HotSync を実行するとき、コンジット マネージャは各ユーザのためにデフォルトの COM ポート値をセットします。あなたは、望むならば、これらの関数を使ってこれらのデフォルト値を読み込む、変更することができます。

{{anchor Table 9.10}}
'''表 9.10 COM ポートのコンフィグレーション'''

,タスク,コンジット マネージャ API 関数
,指定されたタイプの接続のために HotSync マネージャが使用する COM ポートの名前を取得します。,"ユーザ:{{br}}{{goto CmGetComPort,CmGetComPort()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}システム:{{br}}N/A"
,指定されたタイプの接続のために HotSync マネージャが使用する COM ポートの名前をセットします。,"ユーザ:{{br}}{{goto CmSetComPort,CmSetComPort()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}システム:{{br}}N/A"


!{{anchor Using Conduit Manager's Utility Functions}}コンジット マネージャのユーティリティ関数の使用 {{goto top,^TOP^}}

コンジット マネージャ API は、{{goto Table 9.11,表 9.11}} で要約されているいくつかのユーティリティ関数を含みます。

{{anchor Table 9.11}}
'''表 9.11 ユーティリティ関数の使用'''

,タスク,コンジット マネージャ API 関数
,"作成者 ID を文字列/ {{span style='color:blue;font-family:monospace;',DWORD}} から {{span style='color:blue;font-family:monospace;',DWORD}} /文字列へ変換します。多くのコンジット マネージャ関数は文字列としてではなく {{span style='color:blue;font-family:monospace;',DWORD}} として作成者 ID をとります。","ユーザ:{{br}}{{goto CmConvertCreatorIDToString,CmConvertCreatorIDToString()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}{{goto CmConvertStringToCreatorID,CmConvertStringToCreatorID()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}システム:{{br}}N/A"
,コンジット マネージャ API のバージョン番号を取得します。どのコンジット マネージャのバージョンで関数が使用可能なのか知るには各関数の「互換性」部分を参照してください。","ユーザ:{{br}}{{goto CmGetLibVersion,CmGetLibVersion()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}システム:{{br}}N/A"
,現在の Windows ユーザが管理者権限を持っているかどうかを決定します。この関数を呼び出してシステム-レベル コンジット マネージャ呼び出しが成功するかどうかを決定します。","ユーザ:{{br}}{{goto CmIsCurrentUserAdmin,CmIsCurrentUserAdmin()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}システム:{{br}}N/A"


!{{anchor Summary of Conduit Manager Functions}}コンジット マネージャ関数の要約 {{goto top,^TOP^}}

*コンジット マネージャ関数
**HotSync マネージャの検索とコンフィグレーション
***{{goto CmGetCorePath,CmGetCorePath()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmGetComPort,CmGetComPort()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmSetComPort,CmSetComPort()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmGetPCIdentifier,CmGetPCIdentifier()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmGetSystemHotSyncExecPath,CmGetSystemHotSyncExecPath()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
**通常通りの方法での同期コンジットの登録/登録解除
***{{goto CmInstallCreator,CmInstallCreator()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmInstallConduitByStruct,CmInstallConduitByStruct()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}
***{{goto CmRemoveConduitByIndex,CmRemoveConduitByIndex()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmRemoveConduitByCreatorID,CmRemoveConduitByCreatorID()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}
***{{goto CmInstallConduit,CmInstallConduit()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto  CmInstallSystemCreator, CmInstallSystemCreator()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmInstallSystemConduitByStruct,CmInstallSystemConduitByStruct()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}
***{{goto CmRemoveSystemConduitByIndex,CmRemoveSystemConduitByIndex()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmRemoveSystemConduitByCreatorID,CmRemoveSystemConduitByCreatorID()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
**フォルダ-登録コンジットの登録/登録解除
**登録されたコンジット情報の読み込み
***{{goto CmGetConduitCount,CmGetConduitCount()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmGetCreatorIDList,CmGetCreatorIDList()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmGetConduitCreatorID,CmGetConduitCreatorID()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmGetConduitByCreator,CmGetConduitByCreator()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmGetConduitByIndex,CmGetConduitByIndex()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmGetDiscoveryInfoByIndex,CmGetDiscoveryInfoByIndex()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto  CmGetSystemConduitCount, CmGetSystemConduitCount()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmGetSystemCreatorIDList,CmGetSystemCreatorIDList()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmGetSystemConduitCreatorID,CmGetSystemConduitCreatorID()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmGetSystemConduitByCreator,CmGetSystemConduitByCreator()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmGetSystemConduitByIndex,CmGetSystemConduitByIndex()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmGetSystemDiscoveryInfoByIndex,CmGetSystemDiscoveryInfoByIndex()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
**標準コンジット コンフィグレーション情報へのアクセス
***{{goto CmGetCreatorName,CmGetCreatorName()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmSetCreatorName,CmSetCreatorName()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmGetCreatorPriority,CmGetCreatorPriority()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmSetCreatorPriority,CmSetCreatorPriority()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmGetCreatorTitle,CmGetCreatorTitle()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmSetCreatorTitle,CmSetCreatorTitle()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmGetCreatorDirectory,CmGetCreatorDirectory()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmSetCreatorDirectory,CmSetCreatorDirectory()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmGetCreatorFile,CmGetCreatorFile()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmSetCreatorFile,CmSetCreatorFile()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmGetCreatorRemote,CmGetCreatorRemote()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmSetCreatorRemote,CmSetCreatorRemote()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto  CmGetSystemCreatorName, CmGetSystemCreatorName()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmSetSystemCreatorName,CmSetSystemCreatorName()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmGetSystemCreatorPriority,CmGetSystemCreatorPriority()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmSetSystemCreatorPriority,CmSetSystemCreatorPriority()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmGetSystemCreatorTitle,CmGetSystemCreatorTitle()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmSetSystemCreatorTitle,CmSetSystemCreatorTitle()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmGetSystemCreatorDirectory,CmGetSystemCreatorDirectory()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmSetSystemCreatorDirectory,CmSetSystemCreatorDirectory()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmGetSystemCreatorFile,CmGetSystemCreatorFile()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmSetSystemCreatorFile,CmSetSystemCreatorFile()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmGetSystemCreatorRemote,CmGetSystemCreatorRemote()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmSetSystemCreatorRemote,CmSetSystemCreatorRemote()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
**開発者-定義コンジット コンフィグレーション エントリへのアクセス
***{{goto CmGetCreatorValueDword,CmGetCreatorValueDword()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmSetCreatorValueDword,CmSetCreatorValueDword()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmGetCreatorValueString,CmGetCreatorValueString()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmSetCreatorValueString,CmSetCreatorValueString()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto  CmGetSystemCreatorValueDword, CmGetSystemCreatorValueDword()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmSetSystemCreatorValueDword,CmSetSystemCreatorValueDword()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmGetSystemCreatorValueString,CmGetSystemCreatorValueString()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmSetSystemCreatorValueString,CmSetSystemCreatorValueString()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
**フォルダ-登録コンジット情報の取得
***{{goto FmGetCurrentUserConduitCount,FmGetCurrentUserConduitCount()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto FmGetCurrentUserConduitByIndex,FmGetCurrentUserConduitByIndex()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto  FmGetSystemConduitCount, FmGetSystemConduitCount()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto FmGetSystemConduitByIndex,FmGetSystemConduitByIndex()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
**バックアップ コンジットの登録と登録解除 
***{{goto CmGetBackupConduit,CmGetBackupConduit()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmSetBackupConduit,CmSetBackupConduit()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto  CmGetSystemBackupConduit, CmGetSystemBackupConduit()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmSetSystemBackupConduit,CmSetSystemBackupConduit()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
**COM ポートのコンフィグレーション 
***{{goto CmGetComPort,CmGetComPort()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmSetComPort,CmSetComPort()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
**ユーティリティ関数
***{{goto CmConvertCreatorIDToString,CmConvertCreatorIDToString()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmConvertStringToCreatorID,CmConvertStringToCreatorID()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto  CmGetLibVersion, CmGetLibVersion()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}
***{{goto CmIsCurrentUserAdmin,CmIsCurrentUserAdmin()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}


!!{{anchor Using the Install Aide API}}インストール援助機能 API の使用 {{goto top,^TOP^}}

インストール援助機能は、あなたのデスクトップ アプリケーションやインストーラが HotSync 実施中にハンドヘルドにインストールするファイルをキューに追加することを可能にします。この節では、インストール援助機能がどのように機能するのか、インストール援助機能を使ってインストーラが実行する最も一般的なタスクについて説明します:

*{{goto How Install Aide Works,インストール援助機能の機能}}
*{{goto Queuing a Database to Install in Primary Storage,データベースを主記憶装置にインストールするためにキューに追加する}}
*{{goto Queuing a File to Install in Primary Storage via HotSync Exchange,ファイルを HotSync 交換を経由して主記憶装置にインストールするためにキューに追加する}}
*{{goto Queuing a File to Install on an Expansion Card,ファイルを拡張カードにインストールするためにキューに追加する}}
*{{goto Retrieving HotSync User Information,HotSync ユーザ情報の取得}}
*{{goto Accessing Registered Install Conduit Information,登録されたインストール コンジット情報へのアクセス}}
*{{goto Using Install Aide's Utility Functions,インストール援助機能のユーティリティ関数の使用}}
*{{goto Summary of Install Aide Functions,インストール援助機能関数の要約}}

インストール援助機能関数についての詳細は、''C/C++ Sync Suite Reference'' の [[第 15 章 「インストール援助機能 API」|C/C++ Sync Suite Reference601/15]] を参照してください。


!{{anchor How Install Aide Works}}インストール援助機能の機能 {{goto top,^TOP^}}

インストール援助機能は実際にはデスクトップとハンドヘルド間でデータを移動さません; 単純にデスクトップ上にあるキュー ディレクトリに移動させて、HotSync マネージャにインストールするものがあることを知らせます。HotSync 実施中に HotSync マネージャによって呼び出される登録された {{goto install conduit,インストール コンジット|Introduction to Conduit Development601/Glossary}} が実際にキューにあるファイルをハンドヘルドの主記憶装置または拡張カードに転送します。HotSync マネージャはいくつかのインストール コンジットと共に出荷されるため、あなたはあなた自身のインストール コンジットを実装する必要はないかもしれません。''Introduction to Conduit Development'' の {{goto Running Install Conduits,インストール コンジットの実行|Introduction to Conduit Development601/7}} では、それらのインストール コンジットとそれらがインストールできるファイルのタイプをリストにしています。

インストール援助機能 API は、あなたのインストーラ、デスクトップ アプリケーション、コンジットがファイルをインストール キューに追加するために呼び出すことができる 2 つの関数を提供します: 主記憶装置にファイルをインストールするための {{goto PltInstallFile,PltInstallFile()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}} と拡張カードにファイルをインストールするための {{goto PlmSlotInstallFile,PlmSlotInstallFile()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}} です。あなたがこれらの関数の 1 つを呼び出すとき、あなたは HotSync ユーザとあなたがインストールしたいファイルのパスを指定します。あなたがこれらの関数の 1 つを呼び出した時点で、インストール援助機能は以下のタスクを実行します:

{{anchor step 1}}
1. インストール援助機能は、{{goto Table 9.12,表 9.12}} が示すように、あなたが指定するファイルの拡張子とあなたが呼び出すインストール関数に基づいて実行するデフォルトのインストール コンジットを選択します。各インストール コンジットは、ある特定のファイル拡張子を扱うように登録されます。

{{anchor Table 9.12}}
'''表 9.12 ファイル拡張子に基づくインストール援助機能のインストールコンジットとインストール先の選択'''

,ファイル拡張子,呼び出された関数,インストール援助機能によって使用されるインストール コンジット,ハンドヘルド上のインストール先
,"RPC, PDB, SDB, SSD, PQA","{{goto PltInstallFile,PltInstallFile()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}",インストール,主記憶装置
,"PNC, SCP","{{goto PltInstallFile,PltInstallFile()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}","インストール サービス テンプレート {{fn Palm OS Cobalt より前の Palm OS のバージョンを実行しているハンドヘルドに対してのみ機能します。}}",主記憶装置
,*.*,"{{goto PltInstallFile,PltInstallFile()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}",HotSync 交換,主記憶装置
,*.*,"{{goto PlmSlotInstallFile,PlmSlotInstallFile()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}",カードへのインストール,指定された拡張スロットのカード

{{footnote_list}}

インストール援助機能は、ファイル拡張子が前述の Palm OS ファイル拡張子には一致しないがハンドヘルド アプリケーションがハンドヘルド上の交換マネージャに登録した拡張子に一致する場合、HotSync 交換コンジットを選択します。''Introduction to Conduit Development'' の [[第 3 章 「HotSync 交換の使用」|Introduction to Conduit Development601/3]] を参照してください。

::NOTE
:::あなたが {{goto PltInstallFile,PltInstallFile()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}} でインストールするファイルはファイル拡張子を持たなくてはなりません。さもないと、インストール関数は失敗し、{{span style='color:blue;font-family:monospace;',ERR_IA_INVALID_FILE_TYPE}} を返します。なぜなら、インストール援助機能はどのインストール コンジットを使用するか決定できないからです。

2. インストール援助機能はファイルを、ステップ {{goto step 1,1}} で選択されたインストール コンジットに関連付けられているインストール ディレクトリにコピーします。

3. インストール援助機能はコンフィグレーション エントリの中で指定された HotSync ユーザのためにインストール フラグを作成します。

4. インストール援助機能はインストール フラグの値を、指定されたタイプのハンドヘルド ファイルに対して登録されているインストール コンジットに関連付けられているビット マスクの値にセットします。HotSync マネージャはこのインストール フラグを、次に指定されたユーザのためにインストール コンジットを実行するときに、読み込みます。このフラグは HotSync マネージャに一致するマスク値を持つインストール コンジットを実行しなければならないということを知らせます。

あなたが、HotSync マネージャが再びインストール コンジットを実行する前に、再びインストール関数の 1 つを呼び出す場合、これらのステップが繰り返されます - インストール援助機能がその後に続く各呼び出しで存在しているインストール フラグ値の論理輪をとる以外は。例えば、最初の呼び出しがビット マスク値 1 のインストール コンジットを選択し、2 番目の呼び出しはビット マスク値 4 のインストール コンジットを選択する場合、次にインストール コンジットが実行されるときにこのインストール フラグの値は 5 になります。それゆえ、HotSync マネージャは 2 つのインストール コンジットを実行します - 1 つは 1 のビット マスクで登録されたもので、もう 1 つは 4 のビット マスクで登録されたものです。

各インストール コンジットは、インストールが成功または不成功のときに、そのマスク値を HotSync ユーザのインストール フラグから削除するかどうかを決定します。不成功の場合、インストール コンジットはマスク値をそのままにしておきます; 成功の場合、削除します。HotSync 交換インストール コンジットはマスクに依存せずに実行されます。なぜなら、ハンドヘルドからデスクトップに転送される必要のあるファイルがあるかもしれないからです。

HotSync マネージャは 2 度インストール コンジットを呼び出します: すべての同期コンジットを実行する前と後です。インストール関数の 1 つが HotSync の外側で呼び出される場合、インストール コンジットはキューに追加されているファイルを次の HotSync 実施時にインストールします。HotSync の最中にコンジットがインストール関数の 1 つを呼び出す場合、インストール コンジットはキューに追加されているファイルを現在の HotSync 実施の最後にインストールします。

インストール援助機能は、インスールするためのキューに追加されるファイルの管理を助けるためと拡張スロットの情報を取得するためのその他の関数を提供します。これらの関数はこの節の残りで説明され、詳細は ''C/C++ Sync Suite Reference'' の [[第 15 章 「インストール援助機能 API」|C/C++ Sync Suite Reference601/15]] を参照してください。

{{anchor Install Directory Terminology}}
'''インストール ディレクトリ用語'''

{{goto Table 9.13,表 9.13}} は、次の HotSync の最中にデフォルトのインストール コンジットによってインストールされるためにキューに追加されるファイルをインストール援助機能がどのデスクトップ ディレクトにコピーするかを定義しています。{{goto Figure 9.1,図 9.1}} は現在の Windows ユーザのためのこれらのディレクトリの相対的な位置関係を示しています。

{{anchor Table 9.13}}
'''表 9.13 インストール援助機能に関連付けられているデスクトップ ディレクトリ'''

,ディレクトリ名,説明
,Windows ユーザのディレクトリ,"現在の Windows ユーザのために、このディレクトリはすべての HotSync マネージャ ファイルとすべての HotSync ユーザのためのユーザ ディレクトリを（デフォルトで）保持します。このパスを取得するには、{{goto CmGetCorePath,CmGetCorePath()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} を呼び出します。"
,HotSync ユーザのディレクトリ,各 HotSync ユーザのために、このディレクトリはハンドヘルドとスロットにインストールするためのディレクトリを保持します。同様に、各 デフォルトのコンジットのためのデータ ディレクトリを保持します。
,ハンドヘルド-インストール ディレクトリ,各 HotSync のために、このディレクトリは次のインストール コンジット実行時に関連付けされたインストール コンジットによってハンドヘルドのメイン メモリにインストールされるようにキューに追加される Palm OS アプリケーションとデータベースを保持します。このディレクトリは、複数のインストール コンジットそれぞれのためのディレクトリである可能性があります。
,スロット ディレクトリ,各 HotSync ユーザのために、このディレクトリはユーザのハンドヘルドの各スロットのためのサブディレクトリ（スロット-インストール ディレクトリ）を保持します。このディレクトリとそのサブディレクトリはファイルを拡張カードにインストールするインストール コンジットに関連付けされます。
,スロット-インストール ディレクトリ,HotSync ユーザの各ハンドヘルドの各スロットのために、このディレクトリは次のインストール コンジット実行時に関連付けされたスロットのカードにインストールされるようにキューに追加されるファイルを保持します。
,HotSync 交換ディレクトリ,"各 HotSync ユーザのために、{{span style='color:blue;font-family:monospace;',Exchange}} ディレクトリは {{span style='color:blue;font-family:monospace;',To}} と {{span style='color:blue;font-family:monospace;',From}} サブディレクトリを保持します。{{span style='color:blue;font-family:monospace;',To}} ディレクトリは HotSync 交換経由でハンドヘルドのメイン メモリにインストールされるファイルを保持します。{{span style='color:blue;font-family:monospace;',From}} ディレクトリはハンドヘルドからデスクトップに送られたファイルを保持します。"

{{anchor Figure 9.1}}
'''図 9.1 デフォルトのインストール コンジットがファイルをキューに追加するためのディレクトリ'''
{{img ccomp_installa.gif,style='width:585px;height:413px;'}}


{{anchor Specifing File Types}}
'''ファイル タイプの指定'''

{{goto PltGetFileConduit,PltGetFileConduit()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}, {{goto PltGetFileInfo,PltGetFileInfo()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}, {{goto PltGetFileName,PltGetFileName()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}} 関数は呼び出し元が {{span style='color:blue;font-family:monospace;',pExtension}} パラメータにファイル名を渡すことを要求します。このパラメータはフォーマット "*.extension" の文字列を要求します - 例えば、以下の拡張子は標準 Palm OS データベース イメージ ファイルの拡張子です:

*{{span_begin style='color:blue;font-family:monospace;'}}"*.prc"{{span_end}} - アプリケーション
*{{span_begin style='color:blue;font-family:monospace;'}}"*.pdb"{{span_end}} - クラシック データベースまたは拡張データベース
*{{span_begin style='color:blue;font-family:monospace;'}}"*.sdb"{{span_end}} - スキーマ データベース
*{{span_begin style='color:blue;font-family:monospace;'}}"*.ssd"{{span_end}} - セキュリティ スキーマ データベース
*{{span_begin style='color:blue;font-family:monospace;'}}"*.pqa"{{span_end}} - クエリ アプリケーション
*{{span_begin style='color:blue;font-family:monospace;'}}"*.pnc"{{span_end}} - ネットワーク コンフィグレーション ファイル
*{{span_begin style='color:blue;font-family:monospace;'}}"*.scp"{{span_end}} - ネットワーク スクリプト ファイル

あなたがあるインストール コンジットを完成させた場合、あなたがあなたのインストール コンジットを登録するときあなた自身のファイル拡張子登録することができます。{{goto Using the Install Conduit Manager API,「インストール コンジット マネージャ API の使用」|C/C++ Sync Suite Companion601/9-2}} を参照してください。

ファイル拡張子を戻してくるそれらの関数 - 例えば、{{goto PltGetFileTypeExtension,PltGetFileTypeExtension()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}} - は、拡張子を同じフォーマットで戻してきます。

ファイル フィルタを戻してくる関数 - {{goto PltGetInstallFileFilter,PltGetInstallFileFilter()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}, {{goto PltGetInstallFileFilterForUser,PltGetInstallFileFilterForUser()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}} - は、Windows 標準フォーマットで連結されたファイル フィルタ タイプを指定する文字列を保持するバッファでファイル フィルタを戻してきます - 例えば:

　　　{{span_begin style='color:blue;font-family:monospace;'}}"type1 (*.ext1)|*.ext1|type2 (*.ext2)|*.ext2||"{{span_end}}


!{{anchor Queuing a Database to Install in Primary Storage}}データベースを主記憶装置にインストールするためにキューに追加する {{goto top,^TOP^}}

インストール援助機能は、あなたが Palm OS データベース イメージ ファイルを、次に HotSync マネージャがインストール コンジットを実行するときにハンドヘルドの主記憶メモリにインストールするために、キューに追加することを可能にします。この操作を実行するために、HotSync ユーザの名前とファイルのパスを {{goto PltInstallFile,PltInstallFile()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}} 関数に渡します。インストール援助機能は、{{goto How Install Aide Works,インストール援助機能の機能}} で説明されている通りに残りの作業を実行します。

「Install」という名前のデフォルトのインストール コンジットは、Palm OS データベース イメージ ファイルの拡張子を持つファイルだけを扱います。他のタイプのファイルを主記憶装置にインストールするためのキューに追加するためにはどのようにインストール援助機能を使用するかのかについては、{{goto Queuing a File to Install in Primary Storage via HotSync Exchange,ファイルを HotSync 交換を経由して主記憶装置にインストールするためにキューに追加する}} を参照してください。

{{goto Listing 9.3,コード 9.3}} は、アプリケーション（{{span style='color:blue;font-family:monospace;',MyApp.prc}}）をハンドヘルドの主記憶装置にインストールするためのキューに追加する {{span style='color:blue;font-family:monospace;',PltInstallFile()}} の使用例です。

{{anchor Listing 9.3}}
'''コード 9.3 主記憶装置にインストールするためにファイルをキューに追加する例'''

 int QueueFileToInstallInPrimary () {
 
 int iRetval = 0;
 TCHAR pUser[45];
 short psUserBufSize = sizeof (pUser);
 unsigned int iIndex = 0;
 
    // Get the HotSync user's name. This example just gets the 
    // first user in the user data store. 
    psUserBufSize = sizeof (pUser);
    memset (pUser, 0, psUserBufSize);
    iRetval = PltGetUser (iIndex, pUser, &psUserBufSize);
 
    if (iRetval > 0)
    {
       // Queue file for installation for the first user.
       iRetval = PltInstallFile (pUser, "C:\MyApp.prc");
    }
    return iRetVal;
 }

{{goto Table 9.14,表 9.14}} は主記憶装置にインストールするためにファイルをキューに追加する関数を要約しています。

{{anchor Table 9.14}}
'''表 9.14 主記憶装置にインストールするためにデータベースをキューに追加する'''

,タスク,インストール援助機能 API 関数
,"''name'' で指定された HotSync ユーザのために、主記憶装置にインストールするファイルをキューに追加します。ファイルは登録されたインストール コンジットによってサポートされるタイプでなければなりません。","{{goto PltInstallFile,PltInstallFile()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}"
,"''name'' で指定された HotSync ユーザのために、キューに追加されたファイルをキュー フォルダから削除します。","{{goto PltRemoveInstallFile,PltRemoveInstallFile()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}"
,"拡張カードにインストールするためのキューに追加されたファイルを主記憶装置にインストールするためのキューに移動させます。''user ID'' で HotSync ユーザを指定します。","{{goto PlmMoveInstallFileToHandheld,PlmMoveInstallFileToHandheld()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}"
,"主記憶装置にインストールするためのキューに追加されているファイルの数、名前、サイズを取得します。''name'' で HotSync ユーザを指定します。","{{goto PltGetFileCount,PltGetFileCount()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}{{br}}{{goto PltGetFileInfo,PltGetFileInfo()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}{{br}}{{goto PltGetFileName,PltGetFileName()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}"
,"ファイルをハンドヘルドの主記憶装置にインストールするための登録されたインストール コンジットによってサポートされるすべてのファイル タイプの数と拡張子を取得します。","{{goto PltGetFileTypeExtension,PltGetFileTypeExtension()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}{{br}}{{goto PltGetFileTypesCount,PltGetFileTypesCount()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}"


!{{anchor Queuing a File to Install in Primary Storage via HotSync Exchange}}ファイルを HotSync 交換を経由して主記憶装置にインストールするためにキューに追加する {{goto top,^TOP^}}

主記憶装置にインストールするファイルをキューに追加することは、Palm OS データベースのイメージ ファイルをキューに追加するのと似ています。どのように主記憶装置にインストールする Palm OS データベースをキューに追加するかは、{{goto Queuing a Database to Install in Primary Storage,「データベースを主記憶装置にインストールするためにキューに追加する」}} を参照してください。あなたが Palm OS データベース イメージ ファイルではないファイルを主記憶装置にインストールするためにキューに追加するとき、インストール援助機能は ''HotSync 交換'' インストール コンジットを使用します。この機能の主な違いは以下の通りです:

*HotSync マネージャのバージョン 6.0 以降だけが HotSync 交換インストール コンジットを含みます。Palm OS Cobalt だけが、ハンドヘルド上の交換マネージャによって使用される必須の HotSync 交換マネージャ ライブラリを持ちます。
*インストール援助機能が使用するデフォルトのインストール コンジットは「HotSync 交換」と呼ばれます。これは、ハンドヘルド アプリケーションが交換マネージャに登録したファイル タイプだけを扱うために登録されています。
*HotSync マネージャは、各 HotSync 実行の開始時に HotSync 交換マネージャ ライブラリ（またはその中の必要なもの）から情報を取得して、それを対応するユーザのためにデスクトップ上のユーザ データ保存場所に保存します。しかしながら、ある HotSync 実行からある HotSync 実行の間にユーザはハンドヘルドを変更または更新する可能性があります - 例えば、ユーザはある特定のファイル拡張子のために交換マネージャに登録するアプリケーションを追加または削除する可能性があります。次の HotSync 実行時には、すでに削除されてしまったアプリケーションに対応付けされた拡張子を持つファイルがキューに追加されていても、HotSync 交換インストール コンジットはそれらを扱うことはできません。そのため、それらはインストールされません。

HotSync 交換についての予備知識は、''Introduction to Conduit Development'' の [[第 3 章 「HotSync 交換の使用」|Introduction to Conduit Development601/3]] を参照してください。


!{{anchor Queuing a File to Install on an Expansion Card}}ファイルを拡張カードにインストールするためにキューに追加する {{goto top,^TOP^}}

ファイルを拡張カードにインストールするためにキューに追加することは、ファイルを主記憶装置にインストールするためにキューに追加することに似ています。ですから、{{goto Queuing a Database to Install in Primary Storage,「データベースを主記憶装置にインストールするためにキューに追加する」}} を参照してください。主な違いは:

*インストール援助機能 API のバージョン 4.0 以降だけが拡張カードをサポートします。
*ファイルをカードにインストールするには {{goto PlmSlotInstallFile,PlmSlotInstallFile()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}} を呼び出します。
*拡張カードのためのデフォルトのインストール コンジットは「カードへのインストール」と呼ばれ、すべてのファイル拡張子を扱うために登録されます。
*HotSync マネージャは、各 HotSync 実施の開始時にハンドヘルドの拡張スロット（またはそれらに必要なもの）についての情報を取得して、それをデスクトップ上のユーザ情報保存場所の中の対応するユーザのために保存します。しかしながら、HotSync 実施と次の HotSync 実施の間に、ユーザはハンドヘルドを変更または更新する可能性があります - 例えば、ユーザはハンドヘルドをより多くのスロットを持つようにアップグレードする、または、まったくスロットを持たないように切り替えることができます。次の HotSync 実施時に、HotSync マネージャはユーザに新しい HotSync ユーザ名を作成するか、現在の Windows ユーザとして以前に HotSync を実行した HotSync ユーザのリストから 1 つ選択するように頼みます。ユーザがリストから HotSync ユーザ名を選択した場合、そのユーザのために最後の HotSync 実施の開始時に保存されたスロット情報は不正確なものとなります。
*あなたのアプリケーションまたはインストーラが HotSync 実施の以外の場所からインストール援助機能を呼び出した場合、次回の HotSync 実施時にスロットまたはカードが存在しなければあなたのファイルはインストールされないかもしれないということに注意してください。
*ユーザ データ API を呼び出してユーザのハンドヘルドの拡張スロットとカードについての情報を取得します。あなたはユーザ ID と拡張スロット ID を拡張-関連インストール援助機能 API に渡さなければなりません。{{goto Using the User Data API,「ユーザ データ API の使用」|C/C++ Sync Suite Companion601/9-2}} を参照してください。

{{anchor Listing 9.4,コード 9.4}} はファイル（{{span style='color:blue;font-family:monospace;',MyPhoto.jpg}}）を、拡張カードにインストールするために、キューに追加する {{span style='color:blue;font-family:monospace;',PlmSlotInstallFile()}} の使用例です。

{{anchor Listing 9.4}}
'''コード 9.4 拡張カードにインストールするためにファイルをキューに追加する例'''

 long QueueFileToInstallOnCard () {
 
 long kSuccess = 0;
 short sIndex = 0;                // Index of the first HotSync user.
 long retval = 0;
 DWORD dwUserID = 0;
 WORD numSlots = 0;
 DWORD *pdwSlotIdList;
 char szFile[] = "\\MyPhoto.jpg"; // Name of file to queue for installation.
 
    // Get the HotSync user's name. This example just gets the first user 
    // in the user data store.
    retval = UmGetUserID (sIndex, &dwUserID);
    if (retval == kSuccess)
    {
       // Get the number of expansion slots.
       retval = UmSlotGetSlotCount (dwUserID, &numSlots);
       if (retval == kSuccess)
       {
          if(numSlots > 0 )
          {
             // Get the slot IDs.
             pdwSlotIdList = new DWORD[numSlots];
             retval = UmSlotGetInfo (dwUserID, pdwSlotIdList, &numSlots);
             if (retval == kSuccess)
             {
                // Queue file to install on card in the first expansion slot.
                retval = PlmSlotInstallFile (dwUserID, *pdwSlotIdList, szFile);
                if (retval == kSuccess)
                {
                   delete[] pdwSlotIdList;
                   return retval;
                }
             }
          }
          else 
          {
             return retval; // User's handheld has no slots.
          }
       }
    } 
 }

{{goto Table 9.15,表 9.15}} は、ファイルを拡張カードにインストールするためにキューに追加するインストール援助機能 API 関数を要約しています。

{{anchor Table 9.15}}
'''表 9.15 ファイルを拡張カードにインストールするためにキューに追加する'''

,タスク,インストール援助機能 API
,ファイルを拡張カードにインストールするためにキューに追加します。ユーザ ID で HotSync ユーザを、スロット ID で拡張スロットを指定します。,"{{goto PlmSlotInstallFile,PlmSlotInstallFile()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}"
,スロットにインストールするためのファイルからキューに追加されたファイルを削除します。ユーザ ID で HotSync ユーザを、スロット ID で拡張スロットを指定します。,"{{goto  PlmSlotRemoveInstallFile, PlmSlotRemoveInstallFile()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}"
,主記憶装置にインストールするためにキューに追加されたファイルを拡張カードにインストールされるように移動します。ユーザ ID で HotSync ユーザを、スロット ID で拡張スロットを指定します。,"{{goto  PlmMoveInstallFileToSlot, PlmMoveInstallFileToSlot()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}"
,ある拡張カードにインストールするためにキューに追加されたファイルを他の拡張カードにインストールされるように移動します。ユーザ ID で HotSync ユーザを、スロット ID で拡張スロットを指定します。,"{{goto  PlmSlotMoveInstallFile, PlmSlotMoveInstallFile()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}"
,拡張カードにインストールするためにキューに追加されたファイルの数、名前、サイズを取得します。ユーザ ID で HotSync ユーザを、スロット ID で拡張スロットを指定します。,"{{goto  PlmSlotGetFileCount, PlmSlotGetFileCount()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}{{br}}{{goto PlmSlotGetFileInfo,PlmSlotGetFileInfo()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}"


!{{anchor Retrieving HotSync User Information}}HotSync ユーザ情報の取得 {{goto top,^TOP^}}

インストール援助機能 API は、デスクトップ上のユーザ データ保存場所から HotSync ユーザの情報を取得するための {{goto Table 9.16,表 9.16}} でリストアップされている関数を提供します。しかしながら、PalmSource 社は変わりにユーザ データ API を使用することを推奨します。詳細は、{{goto Using the User Data API,「ユーザ データ API の使用」}} を参照してください。

{{anchor Table 9.16}}
'''表 9.16 HotSync ユーザ情報の取得'''

,タスク,インストール援助機能 API 関数
,"インデックスで HotSync ユーザ名を取得します。{{span style='color:blue;font-family:monospace;',PltGetUserCount()}} を呼び出してインデックスの上限を取得します。","{{goto PltGetUser,PltGetUser()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}{{br}}{{goto PltGetUserCount,PltGetUserCount()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}"
,HotSync ユーザのフォルダ名を取得します。''user name'' を指定します。,"{{goto  PltGetUserDirectory, PltGetUserDirectory()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}"
,''user ID/name'' を指定することで HotSync ユーザの名前/ ID を取得します。,"{{goto  PlmGetUserIDFromName, PlmGetUserIDFromName()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}{{br}}{{goto PlmGetUserNameFromID,PlmGetUserNameFromID()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}"
,"HotSync ユーザが実際に {{goto user profile,ユーザ プロファイル|Introduction to Conduit Development601/Glossary}} であるかどうかを決定します。","{{goto  PltIsUserProfile, PltIsUserProfile()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}"


!{{anchor Accessing Registered Install Conduit Information}}登録されたインストール コンジット情報へのアクセス {{goto top,^TOP^}}

インストール援助機能 API は、HotSync マネージャが現在の Windows ユーザのために実行することができるインストール コンジットについての情報を取得するための関数を提供します。（インストール援助機能 API は、コンジット マネージャの調和させられたインストール コンジットのリストにあるインストール コンジットだけにアクセスします。更なる情報は、''Introduction to Conduit Development'' の {{goto User- and System-registered Conduits and Notifiers,「ユーザのために登録されるコンジットと通知機能と、システムのために登録されるコンジットと通知機能」|Introduction to Conduit Development601/6}} を参照してください。登録されたすべてのインストール コンジットについての情報を取得するには、{{goto Using the Install Conduit Manager API,「インストール コンジット マネージャ API の使用」}} で説明されているインストール コンジット マネージャを使用します。）これらの API は同期コンジットやバックアップ コンジットにはアクセスしません。{{goto Table 9.17,表 9.17}} は、あなたがインストール援助機能 API で取得またはセットすることができるインストール 根治tt情報の種類について説明しています。

{{anchor Table 9.17}}
'''表 9.17 登録されたインストール コンジットの情報へのアクセス'''

,タスク,インストール援助機能 API
,登録されたすべてのインストール コンジットの数を取得します。他のインデックスによる呼び出しでインデックスの上限として使用します。,"{{goto PltGetInstallConduitCount,PltGetInstallConduitCount()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}"
,"''index'' でインストール コンジットの登録情報を取得します。{{goto FileInstallType,FileInstallType|C/C++ Sync Suite Reference601/15}} 構造体を返してきます。","{{goto PltGetInstallConduitInfo,PltGetInstallConduitInfo()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}"
,"''unique ID'' でインストール コンジットの登録情報を取得します。{{goto FileInstallType,FileInstallType|C/C++ Sync Suite Reference601/15}} 構造体を返してきます。","{{goto PltGetInstallCreatorInfo,PltGetInstallCreatorInfo()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}"
,すべての HotSync ユーザまはた指定された HotSync ユーザのためのすべてのインストール コンジットによって登録されたすべてのファイル拡張子からなるファイル フィルタを取得します。あなたが HotSync ユーザを指定した場合、インストール援助機能は指定されたユーザのハンドヘルドの拡張カードは同期したことがあるかどうかを考慮します; カードが以前から存在していた場合にのみ、関連するファイルのフィルタが含まれます。,"{{goto PltGetInstallFileFilter,PltGetInstallFileFilter()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}{{br}}{{goto PltGetInstallFileFilterForUser,PltGetInstallFileFilterForUser()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}"
,"''index'' でコンジットが通常通りの方法で登録されているのか、それともフォルダ-ベースで登録されているのかと、HotSync マネージャはそれをロードすることができるかどうかを決定します。{{goto CmDiscoveryInfoType,CmDiscoveryInfoType|C/C++ Sync Suite Reference601/11}} 構造体を返してきます。","ユーザ:{{br}}{{goto CmGetDiscoveryInfoByIndex,CmGetDiscoveryInfoByIndex()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}{{br}}システム:{{br}}{{goto CmGetSystemDiscoveryInfoByIndex,CmGetSystemDiscoveryInfoByIndex()|C/C++ Sync Suite Reference601/11}}"
,インストール コンジットは実行されるようにセットされているか、それとも、それのインストール フラグがクリアされているので実行されないのかを決定します。,"{{goto PltIsInstallMaskSet,PltIsInstallMaskSet()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}{{br}}{{goto PltResetInstallMask,PltResetInstallMask()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}"


!{{anchor Using Install Aide's Utility Functions}}インストール援助機能のユーティリティ関数の使用 {{goto top,^TOP^}}

インストール援助機能 API は {{goto Table 9.18,表 9.18}} で要約されているいくつかのユーティリティ関数を含みます。

{{anchor Table 9.18}}
'''表 9.18 インストール援助機能のユーティリティ関数の使用'''

,タスク,インストール援助機能 API 関数
,インストール援助機能 API のバージョン番号を取得します。インストール援助機能 API のどのバージョンでこの関数が使用可能かを調べるには各関数の「互換性」部分を参照してください。,"{{goto PlmGetLibVersion,PlmGetLibVersion()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}"
,現在の Windows ユーザのための HotSync ユーザのフォルダのパスの 1 つを取得します。各 Windows ユーザは固有のパスを持たなくてはならないので、システム-レベルの値はありません。,"{{goto PltGetPath,PltGetPath()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}"


!{{anchor Summary of Install Aide Functions}}インストール援助機能関数の要約 {{goto top,^TOP^}}

*インストール援助機能関数
**主記憶装置にインストールするためにデータベースまたはファイルをキューに追加する
***{{goto PltInstallFile,PltInstallFile()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}
***{{goto PltRemoveInstallFile,PltRemoveInstallFile()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}
***{{goto PlmMoveInstallFileToHandheld,PlmMoveInstallFileToHandheld()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}
***{{goto  PltGetFileCount, PltGetFileCount()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}
***{{goto PltGetFileInfo,PltGetFileInfo()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}
***{{goto PltGetFileName,PltGetFileName()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}
***{{goto PltGetFileTypeExtension,PltGetFileTypeExtension()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}
***{{goto PltGetFileTypesCount,PltGetFileTypesCount()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}
**拡張カードにインストールするためにファイルをキューに追加する
***{{goto PlmSlotInstallFile,PlmSlotInstallFile()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}
***{{goto PlmSlotRemoveInstallFile,PlmSlotRemoveInstallFile()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}
***{{goto PlmMoveInstallFileToSlot,PlmMoveInstallFileToSlot()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}
***{{goto PlmSlotMoveInstallFile,PlmSlotMoveInstallFile()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}
***{{goto PlmSlotGetFileCount,PlmSlotGetFileCount()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}
***{{goto PlmSlotGetFileInfo,PlmSlotGetFileInfo()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}
**HotSync ユーザ情報を取得する
***{{goto PltGetUser,PltGetUser()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}
***{{goto PltGetUserCount,PltGetUserCount()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}
***{{goto PltGetUserDirectory,PltGetUserDirectory()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}
***{{goto PltIsUserProfile,PltIsUserProfile()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}
***{{goto PlmGetUserIDFromName,PlmGetUserIDFromName()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}
***{{goto PlmGetUserNameFromID,PlmGetUserNameFromID()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}
**登録されたインストール コンジット情報にアクセスする
***{{goto PltGetInstallConduitCount,PltGetInstallConduitCount()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}
***{{goto PltGetInstallConduitInfo,PltGetInstallConduitInfo()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}
***{{goto PltGetInstallCreatorInfo,PltGetInstallCreatorInfo()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}
***{{goto PltGetInstallFileFilter,PltGetInstallFileFilter()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}
***{{goto PltGetInstallFileFilterForUser,PltGetInstallFileFilterForUser()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}
***{{goto PltIsInstallMaskSet,PltIsInstallMaskSet()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}
***{{goto PltResetInstallMask,PltResetInstallMask()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}
**ユーティリティ関数
***{{goto PlmGetLibVersion,PlmGetLibVersion()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}
***{{goto PltGetPath,PltGetPath()|C/C++ Sync Suite Reference601/15}}


!!{{anchor Using the User Data API}}ユーザ データ API の使用 {{goto top,^TOP^}}

ユーザ データ API は、デスクトップ上のHotSync {{goto user data store,ユーザ データ保存場所|Introduction to Conduit Development601/Glossary}} の中の情報にアクセスするためのものです。（他の API もいくつか似たような機能を提供しますが、PalmSource はそれらの代わりにユーザ データ API を使用することを推奨します。）ユーザ データ保存場所は現在の Windows ユーザによって作成された各 HotSync ユーザのための名前、ID、同期設定、デスクトップ ディレクトリ、パスワードを保持します。

この節では、インストーラまたはデスクトップ アプリケーションがユーザ データ API を使って実行する最も一般的なタスクについて説明します。

*{{goto Adding and Deleting HotSync Users,HotSync ユーザの追加と削除}}
*{{goto Finding and Setting the Directory of a HotSync User,HotSync ユーザのディレクトリの検索と設定}}
*{{goto Accessing Information about a HotSync User,HotSync ユーザについての情報へのアクセス}}
*{{goto Accessing the Synchronization Preferences of a HotSync User,HotSync ユーザの同期設定へのアクセス}}
*{{goto Retrieving the Expansion Slot Information of a HotSync User,HotSync ユーザの拡張スロット情報の取得}}
*{{goto Modifying the Install Conduit Flags of a HotSync User,HotSync ユーザのインストール コンジット フラグの変更}}
*{{goto Accessing Developer-defined Entries in the User Data Store,ユーザ データ保存場所の中の開発者-定義エントリへのアクセス}}
*{{goto Using User Data API Utility Functions,ユーザ データ API ユーティリティ関数の使用}}
*{{goto Summary of User Data API Functions,ユーザ データ API 関数の要約}}

ユーザ データ API 関数についての詳細は、''C/C++ Sync Suite Reference'' の [[第 16 章 「ユーザ データ API」|C/C++ Sync Suite Reference601/16]] を参照してください。

!{{anchor Adding and Deleting HotSync Users}}HotSync ユーザの追加と削除 {{goto top,^TOP^}}

あなたのデスクトップ アプリケーションまたはインストーラがデスクトップ上の HotSync ユーザを管理する必要がある場合、ユーザ データ API が {{goto Table 9.19,表 9.19}} で説明されている関数を提供します。

{{anchor Table 9.19}}
'''表 9.19 HotSync ユーザの追加と削除'''

,タスク,ユーザ データ API 関数
,"新しい HotSync ユーザまたは {{goto user profile,ユーザ プロファイル|Introduction to Conduit Development601/Glossary}} をユーザ データ保存場所に追加します。''user name'' を指定します。ユーザ データ保存場所が存在しない場合、この関数はそれを作成します。","{{goto UmAddUser,UmAddUser()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}"
,"HotSync ユーザを削除します。''user ID''を指定します。","{{goto UmDeleteUser,UmDeleteUser()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}"


!{{anchor Finding and Setting the Directory of a HotSync User}}HotSync ユーザのディレクトリの検索と設定 {{goto top,^TOP^}}

HotSync マネージャがインストールされるとき、{{goto default conduits,デフォルト コンジット|Introduction to Conduit Development601/Glossary}} は自身のデスクトップ データを {{goto Figure 9.1,図 9.1}} で示されているように各 HotSync ユーザのディレクトリのサブディレクトリに保存します。あなたが同様のことをしたい場合、{{goto Table 9.20,表 9.20}} で説明されているユーザ データ API 関数を使うことで現在の Windows ユーザの HotSync ユーザ ディレクトリを検索またはセットすることができます。

{{anchor Table 9.20}}
'''表 9.20 HotSync ユーザのディレクトリの検索とセット'''

,タスク,ユーザ データ API 関数
,"現在の Windows ユーザのための HotSync ユーザのディレクトリのパスを取得します。これは {{goto Core\Path 3,Core\Path|Introduction to Conduit Development/A}} コンフィグレーション エントリの中に保存されている値です。","{{goto UmGetRootDirectory,UmGetRootDirectory()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}"
,HotSync ユーザのディレクトリ名を取得またはセットします。HotSync ''user ID'' を指定します。,"{{goto UmGetUserDirectory,UmGetUserDirectory()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}{{br}}{{goto UmSetUserDirectory,UmSetUserDirectory()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}"


!{{anchor Accessing Information about a HotSync User}}HotSync ユーザについての情報へのアクセス {{goto top,^TOP^}}

ユーザ データ API は現在の Windows ユーザによって作成された各 HotSync ユーザについての情報にアクセスするための関数を提供します。{{goto Table9.21,表 9.21}} はどのようにこの情報にアクセスするかについて説明しています。

{{anchor Table 9.21}}
'''表 9.21 HotSync ユーザについての情報へのアクセス'''

,タスク,ユーザ データ API 関数
,"'''index''' で HotSync ユーザ ID を取得します。{{span style='color:blue;font-family:monospace;',UmGetUserCount()}} を呼び出してインデックスの上限を取得します。","{{goto UmGetUserID,UmGetUserID()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}{{br}}{{UmGetUserCount,UmGetUserCount()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}"
,'''user ID''' で HotSync ユーザの名前を取得またはセットします。,"{{goto UmGetUserName,UmGetUserName()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}{{br}}{{goto UmSetUserName,UmSetUserName()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}"
,"''user ID'' で HotSync ユーザの暗号化されたパスワードを取得します。{{goto PwdVerify,PwdVerify()|C/C++ Sync Suite Reference601/17}} を呼び出してユーザの入力と一致するか検証します。","{{goto UmGetUserPassword,UmGetUserPassword()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}"
,HotSync ユーザが現在の Windows ユーザとして少なくとも 1 回 HotSync を実行したかどうか（「インストール済み (installed)」フラグがセットされているか）を決定します。''user ID'' で HotSync ユーザ名を指定します。,"{{goto UmIsUserInstalled,UmIsUserInstalled()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}{{br}}{{goto UmSetUserInstall,UmSetUserInstall()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}"
,"ある HotSync ユーザが実際のところ {{goto user profile,ユーザ プロファイル|Introduction to Conduit Development601/Glossary}} であるかどうかを決定します。''user ID'' で HotSync ユーザ名を指定します。","{{goto UmIsUserProfile,UmIsUserProfile()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}"


!{{anchor Accessing the Synchronization Preferences of a HotSync User}}HotSync ユーザの同期設定へのアクセス {{goto top,^TOP^}}

ユーザ データ API は HotSync ユーザの永久的、一時的な同期設定にアクセスするための関数を提供します。HotSync マネージャとあなたのコンジット間でそのコンジットの {{goto CfgConduit,CfgConduit()|C/C++ Sync Suite Reference601/6}} エントリ ポイント経由で渡される設定があるため、あなたのコンジットはそれらの設定をユーザに変更させることができます。同期設定の予備知識は、''Introduction to Conduit Development'' の {{goto User's Conduit Synchronization Preferences,「ユーザのコンジット同期設定」|Introduction to Conduit Development601/5}} を参照してください。

{{goto Table 9.22,表 9.22}} は、ユーザ データ API でこの情報にどのようにアクセスするのかについて説明しています。

{{anchor Table 9.22}}
'''表 9.22 HotSync ユーザの同期設定へのアクセス'''

,タスク,ユーザ データ API
,''user ID'' で指定された HotSync ユーザのコンジットの永久的または一時的な設定を取得またはセットします。,"{{goto UmGetUserPermSyncPreferences,UmGetUserPermSyncPreferences()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}{{br}}{{goto UmSetUserPermSyncPreferences,UmSetUserPermSyncPreferences()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}{{br}}{{goto UmGetUserTempSyncPreferences,UmGetUserTempSyncPreferences()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}{{br}}{{goto UmSetUserTempSyncPreferences,UmSetUserTempSyncPreferences()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}"
,''user ID'' で指定された HotSync ユーザのすべてのコンジットの永久的または一時的な同期設定を削除します。,"{{goto UmDeleteUserPermSyncPreferences,UmDeleteUserPermSyncPreferences()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}{{br}}{{goto UmDeleteUserTempSyncPreferences,UmDeleteUserTempSyncPreferences()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}"
,''user ID'' で指定された HotSync ユーザのコンジットの一時的な同期設定を削除します。,"{{goto UmRemoveUserTempSyncPreferences,UmRemoveUserTempSyncPreferences()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}"


!{{anchor Retrieving the Expansion Slot Information of a HotSync User}}HotSync ユーザの拡張スロット情報の取得 {{goto top,^TOP^}}

HotSync 実施の開始時に、HotSync マネージャはハンドヘルドからハンドヘルドが拡張カードを持つかどうかを取得し、持つ場合はそれらのスロットの中のカードについての情報を取得します。HotSync マネージャはその情報をユーザ データ保存場所に保存して、HotSync 実施中にその情報にアクセスできるようにします - 例えば、インストール ツールはその情報を使って HotSync ユーザが次回の HotSync 実施時にインストールするためにファイルをキューに追加できるかどうかを決定します。ユーザ データ API はハンドヘルドから直接スロット情報を取得せずに最後の HotSync 実施時にユーザ データ保存場所に保存された情報を取得するだけなので、この情報は次回の HotSync 実施時には正確なものではなくなっているかもしれません; ユーザはその間にハンドヘルドを変更または更新するかもしれません。

{{goto Table 9.23,表 9.23}} は、ユーザ データ API でこの拡張スロット情報にどのようにアクセスするのかについて説明しています。

{{anchor Table 9.23}}
'''表 9.23 HotSync ユーザの拡張スロット情報の取得'''

,タスク,ユーザ データ API
,''user ID'' で指定された HotSync ユーザのハンドヘルド上の拡張マネージャ ライブラリのバージョンを取得します。,"{{goto UmSlotGetExpMgrVersion,UmSlotGetExpMgrVersion()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}"
,''user ID'' で指定された HotSync ユーザのハンドヘルド上の拡張スロットの数を取得します。,"{{goto UmSlotGetSlotCount,UmSlotGetSlotCount()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}"
,''user ID'' で指定された HotSync ユーザのハンドヘルド上のすべての拡張スロットのスロット ID を取得します。,"{{goto UmSlotGetInfo,UmSlotGetInfo()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}"
,''user ID'' で指定された HotSync ユーザのための ''slot ID'' で指定された拡張スロットの表示名を取得します。,"{{goto UmSlotGetDisplayName,UmSlotGetDisplayName()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}"
,''user ID'' で指定された HotSync ユーザのための ''slot ID'' で指定されたスロットの中にあるメディアのタイプを取得します。,"{{goto UmSlotGetMediaType,UmSlotGetMediaType()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}"
,''user ID'' で指定された HotSync ユーザのための ''slot ID'' で指定されたスロットのためのデスクトップ上のスロット-インストール ディレクトリの名前を取得します。,"{{goto UmSlotGetInstallDirectory,UmSlotGetInstallDirectory()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}"


!{{anchor Modifying the Install Conduit Flags of a HotSync User}}HotSync ユーザのインストール コンジット フラグの変更 {{goto top,^TOP^}}

ユーザのインストール コンジット フラグにアクセスするためのユーザ データ API 関数のいくつかはインストール援助機能 API と同じ動作をします。しかしながら、ユーザ データ API はさらに {{goto UmSetInstallMask,UmSetInstallMask()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}} を持ちます。更なる情報は、{{goto How Install Aide Works,「インストール援助機能の機能」}} と {{goto Accessing Registered Install Conduit Information,「登録されたコンジット情報へのアクセス」}} を参照してください。

{{goto Table 9.24,表 9.24}} はユーザのインストール コンジット フラグの状態をどのように変更、取得するのかについて説明しています。

{{anchor Table 9.24}}
'''表 9.24 HotSync ユーザのインストール コンジット フラグの変更'''

,タスク,ユーザ データ API 関数
,''mask'' 値で指定されたインストール コンジットは、''user ID'' で指定された HotSync ユーザの次回の HotSync 実施時に実行されるようにセットされているかどうかを決定します。,"{{goto UmIsInstallMaskSet,UmIsInstallMaskSet()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}"
,''mask'' 値で指定されたインストール コンジットを選択または選択解除して、''user ID'' で指定された HotSync ユーザの次回の HotSync 実施時に実行するまたは実行しないようにセットします。,"{{goto UmSetInstallMask,UmSetInstallMask()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}{{br}}{{goto UmClearInstallMask,UmClearInstallMask()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}"


!{{anchor Accessing Developer-defined Entries in the User Data Store}}ユーザ データ保存場所の中の開発者-定義エントリへのアクセス {{goto top,^TOP^}}

コンジット マネージャ API があなたがあなた自身のコンジット コンフィグレーション エントリを定義することを可能にするのと同じ手法で、ユーザ データ API はユーザ データ保存場所のために同じことをします。しかし、コンジット コンフィグレーション エントリは現在の Windows ユーザのコンジットごとに保存されるのに対して、ユーザ データ保存場所の中の情報は HotSync ユーザごとに保存されます。

ユーザ データ保存場所は、名前を付けられたセクションに分割されています。名前を付けられたセクションは、誰の値をセットできるのかを示す名前付きのキーを保持します。あなたはセクション、キーの作成、キーの値のセットと取得を行うことができます。

{{goto Table 9.25,表 9.25}} は、あなたがユーザ データ保存場所の中の整数と文字列値を取得、セットするために呼び出すことができる関数について説明しています。

{{anchor Table 9.25}}
'''表 9.25 ユーザ データ保存場所の中の開発者-定義エントリへのアクセス'''

,タスク,ユーザ データ API 関数
,''user ID'' で指定された HotSync ユーザのためのエントリの整数または文字列値を取得またはセットします。セットする関数は、セクションとキーがまだ存在しない場合、それらを作成します。,"{{goto UmGetInteger,UmGetInteger()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}{{br}}{{goto UmSetInteger,UmSetInteger()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}{{br}}{{br}}{{goto UmGetString,UmGetString()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}{{br}}{{goto UmSetString,UmSetString()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}"
,''user ID'' で指定された HotSync ユーザのためのキーまたはエントリ セクションを削除します。,"{{goto UmDeleteKey,UmDeleteKey()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}"


!{{anchor Using User Data API Utility Functions}}ユーザ データ API ユーティリティ関数の使用 {{goto top,^TOP^}}

ユーザ データ API は、{{goto Table 9.26,表 9.26}} で要約されているいくつかのユーティリティ関数を含みます。

{{anchor Table 9.26}}
'''表 9.26 ユーザ データ API ユーティリティ関数の使用'''

,タスク,ユーザ データ API 関数
,ユーザ データ API のバージョン番号を取得します。この関数がユーザ データ API のどのバージョンで使用可能なのかを調べるには、関数の「互換性」部分を参照してください。,"{{goto UmGetLibVersion,UmGetLibVersion()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}"
,HotSync ユーザの ''name'' または ''directory'' で HotSync ユーザ ID を取得します。,"{{goto UmGetIDFromName,UmGetIDFromName()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}{{br}}{{goto UmGetIDFromPath,UmGetIDFromPath()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}"


!{{anchor Summary of User Data API Functions}}ユーザ データ API 関数の要約 {{goto top,^TOP^}}

*ユーザ データ API 関数
**HotSync ユーザの追加と削除
***{{goto UmAddUser,UmAddUser()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}
***{{goto UmDeleteUser,UmDeleteUser()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}
**HotSync ユーザのディレクトリの検索と設定
***{{goto UmGetUserDirectory,UmGetUserDirectory()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}
***{{goto UmSetUserDirectory,UmSetUserDirectory()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}
***{{goto UmGetRootDirectory,UmGetRootDirectory()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}
**HotSync ユーザ情報へのアクセス
***{{goto UmGetUserCount,UmGetUserCount()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}
***{{goto UmGetUserID,UmGetUserID()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}
***{{goto UmGetUserName,UmGetUserName()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}
***{{goto UmSetUserName,UmSetUserName()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}
***{{goto UmGetUserPassword,UmGetUserPassword()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}
***{{goto UmIsUserInstalled,UmIsUserInstalled()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}
***{{goto UmSetUserInstall,UmSetUserInstall()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}
***{{goto UmIsUserProfile,UmIsUserProfile()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}
**HotSync ユーザの同期設定へのアクセス
***{{goto UmGetUserPermSyncPreferences,UmGetUserPermSyncPreferences()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}
***{{goto UmSetUserPermSyncPreferences,UmSetUserPermSyncPreferences()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}
***{{goto UmGetUserTempSyncPreferences,UmGetUserTempSyncPreferences()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}
***{{goto UmSetUserTempSyncPreferences,UmSetUserTempSyncPreferences()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}
***{{goto UmDeleteUserPermSyncPreferences,UmDeleteUserPermSyncPreferences()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}
***
***{{goto UmDeleteUserTempSyncPreferences,UmDeleteUserTempSyncPreferences()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}
***{{goto UmRemoveUserTempSyncPreferences,UmRemoveUserTempSyncPreferences()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}
**HotSync ユーザの拡張スロット情報の取得
***{{goto UmSlotGetDisplayName,UmSlotGetDisplayName()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}
***{{goto UmSlotGetExpMgrVersion,UmSlotGetExpMgrVersion()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}
***{{goto UmSlotGetInfo,UmSlotGetInfo()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}
***{{goto UmSlotGetInstallDirectory,UmSlotGetInstallDirectory()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}
***{{goto UmSlotGetMediaType,UmSlotGetMediaType()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}
***{{goto UmSlotGetSlotCount,UmSlotGetSlotCount()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}
**インストール コンジット フラグの変更
***{{goto UmClearInstallMask,UmClearInstallMask()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}
***{{goto UmSetInstallMask,UmSetInstallMask()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}
***{{goto UmIsInstallMaskSet,UmIsInstallMaskSet()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}
**ユーザ データ保存場所の中の開発者-定義エントリへのアクセス
***{{goto UmGetInteger,UmGetInteger()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}
***{{goto UmSetInteger,UmSetInteger()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}
***{{goto UmGetString,UmGetString()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}
***{{goto UmSetString,UmSetString()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}
***{{goto UmDeleteKey,UmDeleteKey()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}
**ユーティリティ関数
***{{goto UmGetIDFromName,UmGetIDFromName()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}
***{{goto UmGetIDFromPath,UmGetIDFromPath()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}
***{{goto UmGetLibVersion,UmGetLibVersion()|C/C++ Sync Suite Reference601/16}}

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