[[← 6 節に戻る|Palm OS Programmer's Companion Volume I/4-6]] [[↑4 章トップへ|Palm OS Programmer's Companion Volume I/4]] [[8 節に進む →|Palm OS Programmer's Companion Volume I/4-8]] ---- !!!4-7 テーブル   テーブルは複数カラムの表示をサポートします。例としては、以下のものがあります。 *ToDo アプリケーションの一覧ビュー *Datebook の日別ビュー テーブルオブジェクトは、いくつかの種類の UI オブジェクトを統合するために使用されます。行数と列数はそれぞれのテーブルオブジェクトで指定されなければなりません。テーブルのセル内部には UI オブジェクトを配置することができます。テーブルの行あるいは列は、時には同じオブジェクトで構成されます。例えば、ある列はラベルで、別の列はフィールドといった具合です。テーブルは縦方向にのみスクロールできます。テーブルはビットマップを含むことはできません。 テーブルでテキスト以外の要素を使用する場合、問題が発生する場合があります。例えば、2つの列からなるテーブルがあるとします。最初の列には情報を表示するためのアイコンがあり、2つめの列はテキストです。このテーブルでは、最初の列の要素に対してもテキスト一行分の高さしか選択することができません。アイコンが大きい場合、列の上端の一部分しか選択できないことになります。   !!テーブルのイベント テーブルオブジェクトは tblSelectEvent を生成します。このイベントには以下のものが含まれています。 *テーブルの ID 番号 *選択されている行 *選択されている列 tblSelectEvent がテーブルに送られると、テーブルは内部の UI オブジェクトで発生しうる操作を処理するためにイベントを生成します。   ---- [[← 6 節に戻る|Palm OS Programmer's Companion Volume I/4-6]] [[↑4 章トップへ|Palm OS Programmer's Companion Volume I/4]] [[8 節に進む →|Palm OS Programmer's Companion Volume I/4-8]]