[[← 8 節に戻る|Palm OS Programmer's Companion Volume II/1-8]] [[↑1 章トップへ|Palm OS Programmer's Companion Volume II/1]] [[10 節に進む →|Palm OS Programmer's Companion Volume II/1-10]] ---- !!!1-9 ランチャーとの相互作用   Palm OS 4.0 以降では、ランチャーからアプリケーションをビームしたとき、そのアプリケーションとともに他のデータベースが自動的にビームされます。もしそのアプリケーションが関連したオーバーレイデータベースを持っているなら、アプリケーションと一緒にオーバーレイもビームされます。このようなことを行うのに追加の作業を行う必要はありません。 オーバーレイデータベースは Palm OS 3.5 からサポートされます。しかし、もしあなたが Palm OS 3.5 のランチャーからアプリケーションをビームするなら、オーバーレイはビームされません。 オーバーレイのビーム送信に加えて、ランチャーがアプリケーションと一緒にオーバーレイをビームするように、レコードデータベースをセットアップできます。例えば、辞書アプリケーションはそれに関連したデータベースに辞書データを持っているかもしれません。ユーザが辞書アプリケーションを他のユーザにビームするとき、辞書データはアプリケーション自身と一緒にビームされるべきです。このようなことを行うために、下記のようにデータベース属性の {{span style='font-family:monospace;',dmHdrAttrBundle}} にビットをセットします。 DmDatabaseInfo(cardNo, dbID, NULL, &attributes, NULL, NULL, NULL, NULL, NULL, NULL, NULL, NULL, NULL); attributes |= dmHdrAttrBundle; DmSetDatabaseInfo(cardNo, dbID, NULL, &attributes, NULL, NULL, NULL, NULL, NULL, NULL, NULL, NULL, NULL); もし Palm OS 4.0 以降が動いているデバイスにアプリケーションとデータベースをビームしても、ユーザが見るのは単一の確認メッセージです。もし Palm OS 3.X が動いているデバイスにアプリケーションをビームするなら、デバイスはアプリケーションデータベースだけを受信し、他のデータベースは受信できないことを伝える警告を表示します。 ---- [[← 8 節に戻る|Palm OS Programmer's Companion Volume II/1-8]] [[↑1 章トップへ|Palm OS Programmer's Companion Volume II/1]] [[10 節に進む →|Palm OS Programmer's Companion Volume II/1-10]]