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【C/C++】CodeWarrior で DA プロジェクトを作成する方法

[開発情報]

概要

 このページでは、CodeWarrior を使用して DA を作成するプロジェクトを設定する方法を説明します。

手順

1.プロジェクトを新規作成します。「Palm OS C アプリケーションウィザード」を選択します。C++ の場合は「Palm OS C++ アプリケーションウィザード」を選択します。

 

2.作成したプロジェクトの設定画面を開き、「 Palm OS 68K ターゲット」のパネルを選択して以下の設定を行います。

  • プロジェクトの種類:68K コードリソース
  • コードエントリポイント:エントリにする関数名(ここでは DAMain )
  • コードリソースタイプ:code
  • コードリソースID:1000

 

3.設定画面の「 PRC ファイル設定 」のパネルを選択して以下の設定を行います。

  • タイプ:DAcc

 

 基本的にはこれで設定は完了です。あとは、ウィザードが作成した PilotMain などを削除し、エントリポイントとなる関数( ここでは DAMain )を記述します。DA のエントリとなる関数は復帰値もパラメータもないことに注意してください。

void DAMain( ) {
    /* ----------- */
}

 DA の実装は、上記 DAMain から始まる SDK スタイルのコーディングになりますが、筆者は SDK スタイルのコーディングに詳しくありませんので割愛させていただきます。追記事項・留意事項ありましたらどなたか追記願います。

デバッグを行う場合

 デバッグを行う場合、このままでは POSE でも Palm OS Simulator でもデバッグできません。いったんプロジェクトの種類を「68K アプリケーション(標準)」に戻す必要があります。

 

 これで、CodeWarrior IDE からのデバッグを開始すれば、DA のデバッグを行うことができます。ただし、POSE でも Palm OS Simulator でも、この状態では DA Launcher からの起動ができなくなるので注意してください。また、実機で動作させる場合にはプロジェクトの種類を「 68K コードリソース 」に設定するのを忘れないで下さい。

参考情報

 以下の記事から、CodeWarrior を使って作成する DA のサンプルプロジェクトをダウンロードできます。

注意事項

 このページの内容は、筆者が試行錯誤して CodeWarrior で設定した内容を記述したものに過ぎません。細部に誤りがあるかもしれませんし、より「正しい」方法があるかもしれません。そのような点にお気づきの方がいらっしゃいましたら、コメントをいただけると幸いです。

コメント

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