Palm Programmer's Laboratory
Palm OS Programmer's API Reference/12
この章では、ヘッダ ファイル GraffitiShift.h で定義されている、シフト指示子 API のための参照資源を提供します。
Graffiti シフト関数 ^TOP^
GsiEnable 関数 ^TOP^
目的
シフト指示子を使用可能または使用不可にします。
宣言されている場所
GraffitiShift.h
Prototype
void GsiEnable ( const Boolean enableIt )
パラメータ
- enalbeIt
- 使用可能にする場合、true。使用不可にする場合、false。
返り値
返り値はありません。
コメント
シフト指示子を使用可能にするとシフト指示子は可視になり、シフト指示子を使用不可にすると挿入ポイント(訳者注: シフト指示子の誤りか?)は不可視になります。
GsiEnabled 関数 ^TOP^
目的
シフト指示子が使用可能な場合、true を返します。シフト指示子が使用不可の場合、false を返します。
宣言されている場所
GraffitiShift.h
Prototype
Boolean GsiEnabled ( void )
パラメータ
ありません。
返り値
使用可能な場合、true を返します。使用不可の場合、false を返します。
GsiInitialize 関数 ^TOP^
目的
シフト指示子を管理するためのグローバル変数を初期化します。
宣言されている場所
GraffitiShift.h
Prototype
void GsiInitialize ( void )
パラメータ
ありません。
返り値
返り値はありません。
GsiSetLocation 関数 ^TOP^
目的
シフト指示子のディスプレイとの相対的な位置をセットします。
宣言されている場所
GraffitiShift.h
Prototype
void GsiSetLocation ( const Int16 x, const Int16 y )
パラメータ
- x, y
- シフト指示子の左上端の座標
返り値
返り値はありません。
コメント
シフト指示子はこの関数によって再描画されません。
この関数をアプリケーション コードの中で使用してはいけません。この関数はフォーム マネージャによって内部的に使用されます。動的入力エリアを持つデバイスをサポートするために、シフト指示子の位置を変更する必要がある場合、knowledge base article 507 のサンプル コードを参照してください。そこで、どのようにシフト指示子の位置を変更するかが示されています。
GsiSetShift 関数 ^TOP^
目的
シフト指示子をセットします。
宣言されている場所
GraffitiShift.h
Prototype
void GsiSetShiftState ( const UInt16 lockFlags, const UInt16 tempShift )
パラメータ
- lockFlags
- glfCapsLock または glfNumLock
- tempShift
- 現在の一時的なシフト
返り値
返り値はありません。
コメント
この関数は UI 要素の状態にのみ影響を与えます。基礎を成す Graffiti または Graffiti 2 エンジンには影響を与えません。
参照