Palm Programmer's Laboratory
Palm OS Programmer's Companion Volume II/5-1
5-1 シリアルハードウェア
Palm OS プラットフォームデバイスシリアルポートはデスクトップPCとの接続やその他外部接続の実装に使用されます。シリアル通信は受信データにとって完全な割り込み駆動です。現時点では、割り込み駆動のデータ転送はソフトウェアには実装されていませんが、ハードウェアはサポートしています。この通信には5つの外部シグナルが使用されます。
- SG ( signal ground:信号接地 )
- TxD( transmit data:データ転送 )
- RxD( receive data:データ受信 )
- CTS( clear to send:送信のクリア )
- RTS ( request to send:送信の要求 )
いくつかのデバイスには設定可能な DTR( data terminal ready:データ終了準備完了)シグナルがあります。通常は、DTR シグナルは常に高いです。
Palm OS プラットフォームデバイスは、下記を提供する外部コネクタを持っています。
- 5つのシリアル通信シグナル
- 一般的目的の出力
- 一般的目的の入力
- クレードルボタン入力
Palm OS プラットフォーム製品におけるシリアル通信ポートとのインターフェイスをするデバイスの作成においてハードウェア開発者を助けるための情報を Palm, Inc. は提供しています。アライアンスプログラムに参加してプラグイン( Plugged-In )プログラムに登録することで、この情報を得ることができます。このプログラムとシリアルポートハードウェアについて詳しくは、PalmTM 開発者 Web ページ( http://www.palm.com/developers/pluggedin/ )を参照して下さい。