PilRCの変更点

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{{category 開発環境}}
!!PilRCとは

　Palmware 用のリソースを作成するためのリソースコンパイラ。rcp 形式と呼ばれるテキストファイルに記述した UI リソースをコンパイルし、リソースデータを作成する。
　
{{ref_image PilRC01.gif}}
　
　PilRC はコマンドラインから利用するツールで、以下のように rcp ファイルをパラメータにして実行することにより、各種リソースデータファイルやヘッダファイルを生成する。

 D:\Projects\BracketsDA\Rsc>pilrc.exe  BracketsDA_Rsc.rcp
 PilRC v3.2
   Copyright 1997-1999 Wes Cherry   (wesc@ricochet.net)
   Copyright 2000-2004 Aaron Ardiri (aaron@ardiri.com)
 
 Generating 68K resources from 'BracketsDA_Rsc.rcp'.
 Writing tFRM03e9.bin (458 bytes)
 Writing MBAR03ea.bin (91 bytes)
 Writing tSTR03eb.bin (143 bytes)
 writing include file: BracketsDA_Rsc.h
 D:\Projects\BracketsDA\Rsc>

　
　CodeWarrior はリソースコンパイラとして PilRC を使用しているが、PilRC の呼び出し自体は CodeWarrior IDE が内部的に実行するため、コマンドラインからの起動をする必要はない。それ以外の環境（ prc-tools との併用など ）では、直接実行（あるいは makefile からの実行を）する必要がある。

　
!!入手に関する情報
　PilRC はもともと Wes Cherry 氏が作成されたものですが、2000年以降は Aaron Ardiri 氏が引き継いでいます。www.ardiri.com の以下のページが（ 2007年６月現在 ）公式サイトということになるようですが、このサイトから自動的に sourceforge.net にリダイレクトされます。ダウンロードはそちらから行うことになります。

*http://www.ardiri.com/index.php?redir=palm&cat=pilrc
*http://sourceforge.net/projects/pilrc/
　
　2007年６月現在での最新バージョンは v3.2 です。
　
!!参考情報
*[[PilrcEdit]]
*[[Japanized PilrcEdit]]
　
!!コメント
　内容に誤りなどありましたら、直接編集するか、こちらにコメントをお願いします。
{{comment}}