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C/C++ Sync Suite Reference601/14

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14 HotSync マネージャ API

あなたのアプリケーションが HotSync マネージャを以下のように制御できるようにするために HotSync マネージャ API を使用します:

  • HotSync マネージャを停止、開始、リスタート、リフレッシュします。
  • コンジットをカスタマイズしたり、接続設定を変更したり、HotSync ログを表示するために HotSync マネージャ ダイアログを呼び出します。
  • シリアル、モデム、赤外線通信、USB、ネットワーク接続に対する接続ステータス タイプをチェックまたはセットします。
  • HotSync マネージャが待機状態と同期実行中のどちらであるかかをチェックします。

HotSync マネージャ API 関数は HSAPI.dll の中で利用可能であり、HSAPI.h で宣言されています。

この章は以下の節に分かれています:

HotSync マネージャ API 定数 ^TOP^

この節はあなたが HotSync マネージャ API 関数で使用する以下の列挙定数とプロセッサ定数のグループについて説明します。

定数 説明
接続ステータス フラグ 接続タイプが使用可能と使用不可のどちらであるかを示します。
HotSync マネージャ API バージョン HsGetApiVersion() が返すことができる HotSync マネージャ API バージョン番号を定義します。
HSConnectionType HotSync マネージャがハンドヘルドとの間で作ることができる接続のタイプを定義します。
HsStatusType HsSetAppStatus() が実行できるアクションを指定します。
開始オプション HsSetAppStatus() で HotSync マネージャ アプリケーションを開始するときのオプションを指定します。
同期ステータス フラグ HotSync マネージャが HotSync を実行中かどうかを示します。

接続ステータス フラグ ^TOP^

目的

接続タイプが使用可能と使用不可のどちらであるかを示します。

宣言されている場所

HSAPI.h

定数

  • #define HSCONNECTION_DISABLED 0x00000000
    • 指定された接続タイプは使用不可です。
  • #define HSCONNECTION_ENABLED 0x00000001
    • 指定された接続タイプは使用可能です。

互換性

  • HotSync マネージャ API バージョン: すべて
  • Palm OS バージョン: すべて

参照

HsGetCommStatus(), HsSetCommStatus()

HotSync マネージャ API バージョン ^TOP^

目的

HsGetApiVersion() が返すことができる HotSync マネージャ API バージョン番号を定義します。

宣言されている場所

HSAPI.h

定数

  • #define HS_API_VERSION_1 0x00010001
    • HotSync マネージャ API バージョン 1 によって返される値です。
  • #define HS_API_VERSION_2 0x00010002
    • HotSync マネージャ API バージョン 2 によって返される値です。

互換性

  • HotSync マネージャ API バージョン: すべて
  • Palm OS バージョン: すべて

参照

HsGetApiVersion()

HSConnectionType 列挙体 ^TOP^

目的

HotSync マネージャがハンドヘルドとの間で作ることができる接続のタイプを定義します。

宣言されている場所

HSAPI.h

定数

  • CtSerialPort = 0
    • ローカル (シリアル) 接続メソッド。
  • CtModemPort = 1
    • モデム接続メソッド。
  • CtNetwork = 2
    • ネットワーク接続メソッド。
  • CtIr = 3
    • 赤外線通信接続メソッド。
  • CtUSB = 4
    • ローカル USB 接続メソッド。
  • CtReserved
    • 将来使用するために予約されています。

互換性

  • HotSync マネージャ API バージョン: すべて
  • Palm OS バージョン: すべて

参照

HsGetCommStatus(), HsSetCommStatus()

HsStatusType ^TOP^

目的

HsSetAppStatus() が実行できるアクションを指定します。

宣言されている場所

HSAPI.h

定数

  • HsCloseApp
    • HotSync マネージャ アプリケーション (が実行中であれば) をクローズします。
  • HsStartApp
    • HotSync マネージャ アプリケーション (がまだ実行中でなければ) を開始します。
  • HsRestart
    • HotSync マネージャ アプリケーションをクローズしてリスタートします。
  • HsReserved
    • 将来使用するために予約されています。

互換性

  • HotSync マネージャ API バージョン: すべて
  • Palm OS バージョン: すべて

参照

HsSetAppStatus()

開始オプション ^TOP^

目的

HsSetAppStatus() で HotSync マネージャ アプリケーションを開始するときのオプションを指定します。

宣言されている場所

HSAPI.h

定数

  • #define HSFLAG_DEVICE_SYNC_CHECK 0x00010000
    • HotSync マネージャを開始/ストップ同期モードで実行します。このモードでは、ハンドヘルドとの HotSync の最中に HotSync マネージャはコンジットを実行しません; 接続を検証するだけです。これはコマンド ラインから -c オプションをつけて HotSync マネージャを開始するのと同じことです。
  • #define HSFLAG_INSPECT_CONDUIT 0x00001000
    • HotSync マネージャを実行し、Conduit Inspector ユーティリティを起動します。これはコマンド ラインから -ic オプションをつけて HotSync マネージャを開始するのと同じことです。Conduit Inspector についての更なる情報は、Conduit Development Utilites Guide第 6 章 「Conduit Inspector ユーティリティ」? を参照してください。この値は HotSync マネージャ API バージョン 2 以降でのみ定義されています。
  • #define HSFLAG_LOG_DEBUG_LEVEL_1 0x00000100
    • HotSync マネージャをデバッグ ログ モード 1 で実行します。これはコマンド ラインから -L1 オプションをつけて HotSync マネージャを開始するのと同じことです。
  • #define HSFLAG_LOG_DEBUG_LEVEL_2 0x00000200
    • HotSync マネージャをデバッグ ログ モード 2 で実行します。これはコマンド ラインから -L2 オプションをつけて HotSync マネージャを開始するのと同じことです。
  • #define HSFLAG_NONE 0x00000000
    • フラグをセットしません。これはコマンド ラインからオプションをつけずに HotSync マネージャを開始するのと同じことです。
  • #define HSFLAG_RESTORE_REGISTRY 0x00000001
    • 失われたすべてのコンフィグレーション エントリをリストアします。これはコマンド ラインから -r オプションをつけて HotSync マネージャを開始するのと同じことです。
  • #define HSFLAG_RESTORE_REGISTRY_DEFAULT 0x00000002
    • コンフィグレーション エントリをデフォルトに戻します。これはコマンド ラインから -d オプションをつけて HotSync マネージャを開始するのと同じことです。
  • #define HSFLAG_VERBOSE 0x00000010
    • HotSync マネージャを verbose (多弁な) ログ モードで実行します。これはコマンド ラインから -v オプションをつけて HotSync マネージャを開始するのと同じことです。

コメント

これらのオプションと HotSync マネージャ コマンド ライン オプションとの対応についての詳細は Conduit Development Utilities Guide「HotSync マネージャに対するコマンド ライン オプションの使用」|Conduit Development Utilities Guide601/4 を参照してください。

互換性

  • HotSync マネージャ API バージョン: すべて、例外として HSFLAG_INSPECT_CONDUIT はバージョン 2 以降に対してのみ定義されています。
  • Palm OS バージョン: すべて

参照

HsSetAppStatus()

同期ステータス フラグ ^TOP^

目的

HotSync マネージャが HotSync を実行中かどうかを示します。

宣言されている場所

HSAPI.h

定数

  • #define HOTSYNC_STATUS_IDLE 0l
    • HotSync マネージャは HotSync を実行中ではありません。
  • #define HOTSYNC_STATUS_SYNCING 1l
    • HotSync マネージャは HotSync を実行中です。

互換性

  • HotSync マネージャ API バージョン: すべて
  • Palm OS バージョン: すべて

参照

HsGetSyncStatus()

HotSync マネージャ API 関数 ^TOP^

この節ではアプリケーションが HotSync マネージャ アプリケーションを制御するために使用することができる以下の関数について説明します。

関数 説明
HsCheckApiStatus() API が HotSync マネージャ アプリケーションと通信できるかどうかチェックします。
HsDisplayCustomDlg() HotSync マネージャ アプリケーションの Custom ダイアログ ボックスを表示します。
HsDisplayFileLink() (使用を推奨されなくなりました) HotSync マネージャ アプリケーションの File Link ウィザードを表示します。
HsDisplayLog() HotSync マネージャ アプリケーションの HotSync Log ウィンドウを表示します。
HsDisplaySetupDlg() HotSync マネージャ アプリケーションの Setup ダイアログ ボックスを表示します。
HsGetApiVersion() HotSync マネージャ API のバージョンを取得します。
HsGetCommStatus() HotSync マネージャ接続タイプが使用可能であるかどうかを決定します。
HsGetSyncStatus() HotSync マネージャ アプリケーションが現在ハンドヘルドとの同期で Busy 状態であるかどうかを決定します。
HsRefreshConduitInfo() HotSync マネージャ アプリケーションに登録されているすべてのコンジットについての情報をリロードするようリクエストします。
HsResetComm() 使用可能な HotSync マネージャ通信転送を再初期化します。
HsSetAppStatus() HotSync マネージャ アプリケーションをクローズ、開始、リスタートします。
HsSetCommStatus() HotSync マネージャ アプリケーションの通信タイプのステータスをセットします。

HsCheckApiStatus 関数 ^TOP^

目的

API が HotSync マネージャ アプリケーションと通信できるかどうかチェックします。

宣言されている場所

HSAPI.h

Prototype

long HsCheckApiStatus (
   void
)

パラメータ

ありません。

返り値

成功した場合、0 を返します。

失敗した場合、以下の非 0 のエラー コードの 1 つを返します。

  • ERROR_HSAPI_HOTSYNC_NOT_FOUND
  • ERROR_HSAPI_FAILURE

すべての HotSync マネージャ API エラー コードの説明は、「HotSync マネージャ API エラー コード」 を参照してください。

コメント

他の HotSync マネージャ API 関数を呼び出す前にあなたのアプリケーションが HotSync マネージャ アプリケーションと通信できるかどうかを決定するためにこの関数を呼び出します。

互換性

  • HotSync マネージャ API バージョン: すべて
  • Palm OS バージョン: すべて

HsDisplayCustomDlg 関数 ^TOP^

目的

HotSync マネージャ アプリケーションの Custom ダイアログ ボックスを表示します。

宣言されている場所

HSAPI.h

Prototype

long HsDisplayCustomDlg (
   void
)

パラメータ

ありません。

返り値

成功した場合、0 を返します。

失敗した場合、以下の非 0 のエラー コードを返します。

  • ERROR_HSAPI_HOTSYNC_NOT_FOUND

すべての HotSync マネージャ API エラー コードの説明は、「HotSync マネージャ API エラー コード」 を参照してください。

コメント

Custom ダイアログ ボックスはユーザが各コンジットの同期設定 - 例えば、同期、デスクトップがハンドヘルドを上書き、など - を閲覧したり変更したりすることを可能にします。

互換性

  • HotSync マネージャ API バージョン: すべて
  • Palm OS バージョン: すべて

参照

HsDisplaySetupDlg(), HsDisplayLog(), HsDisplayFileLink()

HsDisplayFileLink 関数 ^TOP^

目的

(使用を推奨されなくなりました) HotSync マネージャ アプリケーションの File Link ウィザードを表示します。

宣言されている場所

HSAPI.h

Prototype

long HsDisplayFileLink (
   DWORD dwUserId
)

パラメータ

  • → dwUserId
    • ユーザ ID。これは誰のファイル リンクをセット アップするかを指定します。この値が 0 である場合、現在のユーザのファイル リンク情報が表示されます。

返り値

成功した場合、0 を返します。

失敗した場合、以下の非 0 のエラー コードを返します。

  • ERROR_HSAPI_HOTSYNC_NOT_FOUND

すべての HotSync マネージャ API エラー コードの説明は、「HotSync マネージャ API エラー コード」 を参照してください。

コメント

File Link ウィザードはユーザが ファイル リンク を作成または変更することを可能にします。

互換性

  • HotSync マネージャ API バージョン: すべて
  • Palm OS バージョン: すべて

ファイル リンク Feature は HotSync マネージャ バージョン 6.0.1 以降からは削除されたため、この関数は使用を推奨されなくなりました。

参照

HsDisplayCustomDlg(), HsDisplaySetupDlg(), HsDisplayLog()

HsDisplayLog 関数 ^TOP^

目的

HotSync マネージャ アプリケーションの HotSync Log ウィンドウを表示します。

宣言されている場所

HSAPI.h

Prototype

long HsDisplayLog (
   DWORD dwUserId
)

パラメータ

  • → dwUserId
    • ユーザ ID。これは誰のログ情報を表示するかを指定します。この値が 0 である場合、現在のユーザのログが表示されます。

返り値

成功した場合、0 を返します。

失敗した場合、以下の非 0 のエラー コードを返します。

  • ERROR_HSAPI_HOTSYNC_NOT_FOUND

すべての HotSync マネージャ API エラー コードの説明は、「HotSync マネージャ API エラー コード」 を参照してください。

コメント

この関数は HotSync Log ダイアログ ボックスを表示します。これはユーザが以前の HotSync で書き込まれたログ エントリを閲覧することを可能にします。

互換性

  • HotSync マネージャ API バージョン: すべて
  • Palm OS バージョン: すべて

参照

HsDisplayCustomDlg(), HsDisplaySetupDlg(), HsDisplayFileLink()

HsDisplaySetupDlg 関数 ^TOP^

目的

HotSync マネージャ アプリケーションの Setup ダイアログ ボックスを表示します。

宣言されている場所

HSAPI.h

Prototype

long HsDisplaySetupDlg (
   void
)

パラメータ

ありません。

返り値

成功した場合、0 を返します。

失敗した場合、以下の非 0 のエラー コードを返します。

  • ERROR_HSAPI_HOTSYNC_NOT_FOUND

すべての HotSync マネージャ API エラー コードの説明は、「HotSync マネージャ API エラー コード」 を参照してください。

コメント

Setup ダイアログ ボックスはユーザがシリアル ポートを選択する、モデムをコンフィグレーションする、各ユーザのためのネットワーク HotSync をセット アップすることを可能にします。

互換性

  • HotSync マネージャ API バージョン: すべて
  • Palm OS バージョン: すべて

参照

HsDisplayCustomDlg(), HsDisplayLog(), HsDisplayFileLink()

HsGetApiVersion 関数 ^TOP^

目的

HotSync マネージャ API のバージョンを取得します。

宣言されている場所

HSAPI.h

Prototype

long HsGetApiVersion (
   DWORD *pdwVersion
)

パラメータ

返り値

成功した場合、0 を返します。

失敗した場合、以下の非 0 のエラー コードを返します。

  • ERROR_HSAPI_INVALID_POINTER

すべての HotSync マネージャ API エラー コードの説明は、「HotSync マネージャ API エラー コード」 を参照してください。

コメント

HotSync マネージャ API バージョン番号は HotSync マネージャ アプリケーションのバージョン番号と同じである必要はないということに注意してください。

互換性

  • HotSync マネージャ API バージョン: すべて
  • Palm OS バージョン: すべて

参照

「HotSync マネージャ API エラー コード」

HsGetCommStatus 関数 ^TOP^

目的

HotSync マネージャ接続タイプが使用可能であるかどうかを決定します。

宣言されている場所

HSAPI.h

Prototype

long HsGetCommStatus (
   HSConnectionType connType,
   DWORD *pdwStatus
)

パラメータ

  • → connType
    • ステータスを取得する通信タイプ。HSConnectionType 列挙値の 1 つを指定します。
  • ← pdwStatus
  • 接続タイプが使用可能であるかどうかを示す 「接続ステータス フラグ」 で定義されている値の 1 つへのポインタ。

返り値

成功した場合、0 を返します。

失敗した場合、以下の非 0 のエラー コードを返します。

  • ERROR_HSAPI_INVALID_CONN_TYPE

すべての HotSync マネージャ API エラー コードの説明は、「HotSync マネージャ API エラー コード」 を参照してください。

コメント

HotSync マネージャ接続タイプはシリアル、モデム、赤外線通信、ネットワーク、USB を含みます。

互換性

  • HotSync マネージャ API バージョン: すべて
  • Palm OS バージョン: すべて

参照

HsResetComm(), HsSetCommStatus()

HsGetSyncStatus 関数 ^TOP^

目的

HotSync マネージャ アプリケーションが現在ハンドヘルドとの同期で Busy 状態であるかどうかを決定します。

宣言されている場所

HSAPI.h

Prototype

long HsGetSyncStatus (
   DWORD *pdwStatus
)

パラメータ

返り値

成功した場合、0 を返します。

失敗した場合、以下の非 0 のエラー コードの 1 つを返します。

  • ERROR_HSAPI_HOTSYNC_NOT_FOUND
  • ERROR_HSAPI_INVALID_POINTER

すべての HotSync マネージャ API エラー コードの説明は、「HotSync マネージャ API エラー コード」 を参照してください。

互換性

  • HotSync マネージャ API バージョン: すべて
  • Palm OS バージョン: すべて

参照

「同期ステータス フラグ」

HsRefreshConduitInfo 関数 ^TOP^

目的

HotSync マネージャ アプリケーションに登録されているすべてのコンジットについての情報をリロードするようリクエストします。

宣言されている場所

HSAPI.h

Prototype

long HsRefreshConduitInfo (
   void
)

パラメータ

ありません。

返り値

成功した場合、0 を返します。

失敗した場合、以下の非 0 のエラー コードを返します。

  • ERROR_HSAPI_HOTSYNC_NOT_FOUND

すべての HotSync マネージャ API エラー コードの説明は、「HotSync マネージャ API エラー コード」 を参照してください。

コメント

HotSync マネージャ バージョンが 6.0 よりも前のものは、コンジットの登録後にリフレッシュかリスタートしなければなりません。バージョン 6.0 以降はコンジットのリストを自動的にリフレッシュするため、この関数を呼び出す必要はありません。

あなたが HotSync の最中にコンジットを登録する場合、あなたのインストーラは HotSync マネージャにコンジット コンフィグレーション エントリをリロードさせ、あなたの新たに登録されたコンジットを認識させるためにこの関数を呼び出すことができます。あなたのインストーラがコンジットとは関係のない他の設定 (HotSync マネージャ通信設定、バックアップ コンジット、など) を変更した場合、この関数はそれらの設定をリロードしません; 代わりに HsSetAppStatus() を使用してください。

互換性

  • HotSync マネージャ API バージョン: すべて
  • Palm OS バージョン: すべて

参照

HsSetAppStatus()

HsResetComm 関数 ^TOP^

目的

使用可能な HotSync マネージャ通信転送を再初期化します。

宣言されている場所

HSAPI.h

Prototype

long HsResetComm (
   void
)

パラメータ

ありません。

返り値

成功した場合、0 を返します。

失敗した場合、以下の非 0 のエラー コードを返します。

  • ERROR_HSAPI_HOTSYNC_NOT_FOUND

すべての HotSync マネージャ API エラー コードの説明は、「HotSync マネージャ API エラー コード」 を参照してください。

コメント

この関数呼び出しは使用可能な状態にある HotSync マネージャ通信転送だけを再初期化します。この関数は使用不可な状態にある転送には影響せず、いずれの転送の使用可能/使用不可ステータスをも変更しません。あなたが転送に変更を加えるためにこの関数以外の HotSync マネージャ API を使用する場合、この関数を呼び出す必要はありません。

互換性

  • HotSync マネージャ API バージョン: すべて
  • Palm OS バージョン: すべて

参照

HsGetCommStatus(), HsSetCommStatus(), HsSetAppStatus()

HsSetAppStatus 関数 ^TOP^

目的

HotSync マネージャ アプリケーションをクローズ、開始、リスタートします。

宣言されている場所

HSAPI.h

Prototype

long HsSetAppStatus (
   HsStatusType statusType,
   DWORD dwStartFlags
)

パラメータ

  • → statusType
    • HotSync マネージャを開始、停止、リスタートのどれをするかを示す HsStatusType 列挙値を指定します。
  • → dwStartFlags
    • HotSync マネージャを開始またはリスタートさせる場合、「開始オプション」 で定義されているスタート オプションの有効な組み合わせを指定してください。

返り値

成功した場合、0 を返します。

失敗した場合、以下の非 0 のエラー コードの 1 つを返します。

  • ERROR_HSAPI_UNABLE_TO_CLOSE
  • ERROR_HSAPI_UNKNOWN_STATUS_TYPE
  • ERROR_HSAPI_UNABLE_TO_START

すべての HotSync マネージャ API エラー コードの説明は、「HotSync マネージャ API エラー コード」 を参照してください。

コメント

あなたが statusType パラメータを HsRestart にセットし、HotSync マネージャがすでに自己宇宙である場合、この関数は HotSync をクローズし、 dwStartFlags フラグ経由で渡されたオプションで開始します。

NOTE
あなたがコンフィグレーション エントリのいずれかを変更した場合は常に、HotSync マネージャ バージョン 6.0 より前のものはあなたが HotSync マネージャにほとんどのコンジット コンフィグレーション変更を認識させるために HsSetAppStatus() を呼び出すか、あるコンジット コンフィグレーション変更を認識させるために HsRefreshConduitInfo() を呼び出すことを必要とします。

しかしながら、HotSync マネージャ バージョン 6.0 以降はあなたがこれらの関数を呼び出すこと無しに自動的にコンジット コンフィグレーション情報への変更を発見します。他の変更 (HotSync マネージャ通信設定、バックアップ コンジット、など) を認識させるには、あなたは HotSync マネージャをリスタートさせるためにやはり HsSetAppStatus() を呼び出さなければなりません。

あなたが statusType パラメータに HsStartApp をセットし、HotSync マネージャがすでに実行中である場合、この関数は dwStartFlags フラグヲ無視し、エラーを発生しません。

あなたが statusType パラメータに HsCloseApp をセットし、HotSync マネージャが実行中でない場合、この関数はエラーを発生しません。

互換性

  • HotSync マネージャ API バージョン: すべて
  • Palm OS バージョン: すべて

参照

HsResetComm(), HsRefreshConduitInfo()

HsSetCommStatus 関数 ^TOP^

目的

HotSync マネージャ アプリケーションの通信タイプのステータスをセットします。

宣言されている場所

HSAPI.h

Prototype

long HsSetCommStatus (
   HSConnectionType connType,
   DWORD dwStatus
)

パラメータ

  • → connType
    • ステータスをセットする通信タイプ。HSConnectionType 列挙値の 1 つを指定します。
  • → dwStatus

返り値

成功した場合、0 を返します。

失敗した場合、以下の非 0 のエラー コードの 1 つを返します。

  • ERROR_HSAPI_INVALID_STATUS_FLAG
  • ERROR_HSAPI_INVALID_CONN_TYPE
  • ERROR_HSAPI_FAILURE
  • ERROR_HSAPI_REG_FAILURE

すべての HotSync マネージャ API エラー コードの説明は、「HotSync マネージャ API エラー コード」 を参照してください。

コメント

HotSync マネージャが実行中である場合、この関数は HotSync マネージャに指定された通信タイプのステータスを変更するようリクエストします。HotSync マネージャが実行中でない場合、この関数は HotSync マネージャの保存されている設定をコンフィグレートします。

互換性

  • HotSync マネージャ API バージョン: すべて
  • Palm OS バージョン: すべて

参照

HsResetComm(), HsGetCommStatus()

HotSync マネージャ API エラー コード ^TOP^

表 14.1 は HotSync マネージャ API 関数が返す可能性があるエラー コードの値をリスト アップしています。各関数の説明で、その関数が返す可能性があるエラーはどれなのかを述べています。

以下の名前を付けられているエラー コードはすべてプロセッサ定数として定義されています。これらは HSAPI.h ヘッダ ファイルで宣言されています。


表 14.1 HotSync マネージャ API エラー コード

コード 説明
-1 - 特定されていないエラーが起こりました。
0x10000000 ERROR_HSAPI_ERROR_BASE この値を返す関数はありません。これはオフセットであり、他のすべてのエラー コードがこれをベースにします。
0x10000001 ERROR_HSAPI_HOTSYNC_NOT_FOUND HotSync マネージャは実行中ではありません。
0x10000002 ERROR_HSAPI_INVALID_CONN_TYPE 指定された接続タイプは HSConnectionType 列挙体によって定義されたものではありません。
0x10000003 ERROR_HSAPI_FAILURE API は HotSync マネージャと通信することができません。
0x10000004 ERROR_HSAPI_REG_FAILURE API はコンフィグレーション エントリにアクセスすることができません。
0x10000005 ERROR_HSAPI_UNKNOWN_STATUS_TYPE 指定されたステータス タイプは HsStatusType 列挙体によって定義されたものではありません。
0x10000006 ERROR_HSAPI_UNABLE_TO_CLOSE API は HotSync マネージャ アプリケーションをクローズすることができません。
0x10000007 ERROR_HSAPI_NO_HOTSYNC_PATH HotSync マネージャ パスを見つけることができませんでした。
0x10000008 ERROR_HSAPI_UNABLE_TO_START API は HotSync マネージャ アプリケーションを開始することができません。
0x10000009 ERROR_HSAPI_INVALID_STATUS_FLAG 指定された接続タイプ ステータスは 「接続ステータス フラグ」 で定義されたものではありません。
0x10000010 ERROR_HSAPI_INVALID_POINTER この関数に渡されたポインタは無効です。

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