Palm Programmer's Laboratory

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Introduction to Conduit Development601/0

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0 本書について

このドキュメントは、PalmSource 社(訳者注: 現 ACCESS 社)の Palm OS Conduit Development Kit (CDK) を使った Windows プラットフォームのためのコンジット開発を紹介します。コンジットが Palm OS プラットフォームとどのように関係するのか、コンジットが HotSync マネージャを使ってどのように通信するのか、コンジット開発へのアプローチをどのように選択するのかについて説明します。新たにコンジット開発を始める開発者には、このドキュメントを読むことをお勧めします。

この入門書は以下のパートに分かれています。

関係ドキュメント ^TOP^

ここに書かれているドキュメントの最新バージョンは、以下の URL で見つけることができます。

http://www.access-company.com/developers/

以下のドキュメントは CDK について書かれたものです。

ドキュメント 説明
Introduction to Conduit Development Windows プラットフォーム上のコンジットの入門書。このドキュメントは、コンジットが Palm OS プラットフォームの他の側面とどのように関わるのか、コンジットが HotSync マネージャを使ってどのように通信するのか、コンジット開発へのアプローチをどのように選択するのかについて説明します。新たにコンジットを開発を始める開発者には、このドキュメントを読むことをお勧めします。
C/C++ Sync Suite Companion C API-ベースのコンジットがどのように働くのか、C/C++ Sync Suite を使ってどのようにコンジットを開発するのかについての概要。
C/C++ Sync Suite Reference C/C++ Sync Suite でコンジットを開発するために使用されるすべてのコンジット関数呼び出しと重要なデータ構造体についての C API リファレンス。
COM Sync Suite Companion? COM-ベースのコンジットがどのように働くのか、COM Sync Suite を使ってどのようにコンジットを開発するのかについての概要。
COM Sync Suite Reference? COM Sync Suite オブジェクトの階層、各オブジェクト、メソッド、プロパティの詳細についてのリファレンス。
Conduit Development Utilities Guide? 開発者が Windows 用のコンジットを作成、デバッグするのを助ける CDK ユーティリティのガイド。

本書に書かれていること ^TOP^

ここでは本書の章の概要を提供します。

  • 第1章 Palm OS CDK の新機能 Palm OS CDK の最近のいくつかのリリースでの機能強化と使用可能になった新機能を要約します。
  • 第2章 コンジットと Palm OS プラットフォーム Palm OS プラットフォームのためのソフトウェア開発の世界に適合するソフトウェア コンポーネントとハードウェア コンポーネントがどのように異なるのか、コンジットがそれらのコンポーネントとどのように適合するのかについて説明します。
  • 第3章 HotSync 交換の使用 実行すべきことが Palm OS データベースをハンドヘルドとデスクトップ ファイル間で転送することである場合のコンジットを作成する代替手段である HotSync 交換を紹介します。
  • 第4章 コンジットの紹介 基本的なコンジットのコンセプト - コンジットのタイプ、コンジットが何をするのか、コンジットが実装する同期ロジックの例、開発者がコンジットを開発するときに従う必要がある原則といったこと - を紹介します。
  • 第5章 HotSync マネージャの紹介 - HotSync マネージャの基本的な設定と関数について説明します。
  • 第6章 コンジットと通知機能のHotSync マネージャへの登録 - Windows でコンジットをどのように HotSync マネージャに登録しなければいけないのかについて説明します。
  • 第7章 HotSync プロセスの理解 - HotSync プロセス - ユーザが HotSync ボタンを押した瞬間から、データベースのバックアップをとってログを書き出すまで - をステップを追って説明します。
  • 第8章 Palm OS データベース Palm OS データベースのタイプとレイアウトについて説明します。
  • 第9章 信頼性のあるデスクトップの理解 安全にデータベースの同期とバックアップをとるために、ハンドヘルド上の HotSync クライアントがどのようにデスクトップと「信頼関係」を確立するのかについて説明します。
  • 第10章 コンジットの開発 いくつかの開発アプローチについて説明し、どの開発アプローチがあなたのコンジットへの要求に最も良く一致するのかを決定するための予備知識を提供します。
  • 付録A コンフィグレーション エントリ あなたがコンジット マネージャ API でアクセスすることができる PalmSource-定義コンジット コンフィグレーション エントリについて説明します。

本書の変更 ^TOP^

この節は、この文書の CDK 6.0 のための 3023-003 から始まる各バージョンで行われた変更について説明します。

CDK 6.0.1 のための文書 3023-005 ^TOP^

主な変更点を以下にリストします:

CDK 6.0 のための文書 3023-004 ^TOP^

主な変更点を以下に章ごとにリストします:

CDK 6.0 のための文書 3023-003 ^TOP^

主な変更点を以下に章ごとにリストします:

  • 第7章 HotSync プロセスの理解
    • この章の名前を変更して、再編成しました。それにより、HotSync プロセスを順番に説明するようにしました。この章は以前は「HotSync マネージャとコンジット」というタイトルでした。
  • バックアップ コンジットの実行 の中の、「Windows のためのバックアップ コンジットは、それのタイプが 'data' である場合、データベースのバックアップを行わず、同じ作成者 ID を持つ登録されたコンジットが実行される。」という誤りを訂正。タイプは 'data' ではなく 'DATA'
  • 同期モードの決定 の中に、スキーマ データベースのための同期モードがどのように決められるかについての説明を追加。
  • 付録A コンフィグレーション エントリC/C++ Sync Suite ReferenceConduit Development Utilities Guide から移動。
    • 表 A.1 の中の、Directory コンジット コンフィグレーション エントリをオプションに変更。以前それらは、HotSync マネージャ 2.0 より前では必須で、それ以降のバージョンではオプションであると説明されていました。これらの値を指定しなかったコンジットの実行を常に失敗する HotSync マネージャのバージョンはありません。

追加リソース ^TOP^

  • 文書
    • PalmSource 社(訳者注: 現 ACCESS 社)は以下で、この文書と Palm OS 開発者のための他の文書の最新バージョンを発行しています。
      http://www.palmos.com/dev/support/docs/
  • トレーニング
    • PalmSource とそのパートナーは、Palm OS 開発者のためのトレーニング クラスを主催します。トピックスとスケジュールは以下をチェックしてください。
      http://www.palmos.com/dev/training
  • ナレッジ ベース
    • ナレッジ ベースは、高速な Web-ベースの技術情報データベースです。FAQ、サンプル コード、白書、開発文書は以下を探してください。
      http://www.palmos.com/dev/support/kb/
  • CDK フィードバック
    • この email アドレスを CDK のフィードバックをするのに使用してください: 望む機能、バグ報告、文書の誤り、ナレッジ ベース記事のリクエスト。
      cdk-feedback@palmsource.com

本書の慣習 ^TOP^

このガイドは以下の記述慣習を使用します。

このスタイルは... 以下のために使用されます。
sample ファイル名、コマンド、関数などのコードの要素、構造体、などのリテラル テキスト。
sample 強調または変数を示すため。
sample 用語の定義または最初の使用、メニューとメニュー項目の名前、ユーザ供給テキスト、UI 説明の中のウィンドウ名。
sample ハイパーテキスト リンク。